【日本の最大の課題は少子化】
今、一番力を入れているのが、寡婦控除の改正です。
これまで、未婚のひとり親を寡婦控除の対象にすると、事実婚が増えて伝統的家族が壊れると言われてきました。が、調べていくと現在の制度が既に事実婚を認めていることがわかりました。
つまりこうです。
離婚したら寡婦控除の対象になりますが、その後事実婚をしてもずっと適用されたままなのです。離婚してまた同じ人と事実婚しても認められる制度なのです。
戦争未亡人の救済から始まった寡婦控除制度。でも、現在この制度を受けている方に戦争未亡人は一人もいません。戦争で旦那様を亡くされ、女手一つで必死で子供を育てた戦争未亡人の方々は、この制度が「離婚奨励」のようになってしまっていることをどう思われるでしょうか?
死別も離婚も未婚も、子供には関係ありません。
「寡婦控除」を「ひとり親控除」に改め、男性も女性も等しく受けれる様にし、その上で厳格に事実婚を排除することこそが、家族を守り、人工中絶を減らし、子供を貧困から守ることになると思います。
少し長いですが、この記事を皆さんに読んでいただきたいです。