只今、内閣委員会終了!
質疑を見ていただいた皆様、ありがとうございました。
今までお寄せいただいた皆様のご意見を参考に質問を組み立てました。
最後の締めくくりの部分の原稿をアップします!
最後に日本の少子化対策について一言申し上げて質問を終わります。
欧米と比べ深いといわれていた日本のM字カーブは底上げされているといわれていますが、これは、女性が家庭や子供を持っても働き続けているからではなく、独身のまま働き続けるケースが増えたからであると分析する専門家もいます。
女性の社会進出は少子化対策の特効薬にはならず、却って晩婚化が進み、少子化を推し進める方向に行ってしまっているという指摘もあります。
「働きたい」と思っている女性が社会で思いをかなえることはとても大切です。一方で「本当は家庭で子育てや家事に専念したい。でも、旦那さん一人のお給料ではやっていけないのでやむなく働いている。」という女性も多く存在します。今の政策議論はそういった女性の思いをあまりにも軽視しているように思えます。
「共働き世帯と専業主婦世帯の出生率」、「親と同居、近居している世帯と核家族で子育てをしている世帯の出生率」これらを比較したデータはどのようになっているのでしょうか?
人口が一極集中している東京だけが、合計特殊出生率が1.0を下回っていて、全体の数字を押し下げています
真に子供を産み育てやすい環境を整えるにはどうすればいいのか?
男女を問わず一家の大黒柱一人のお給料で家族を養える環境についても「少子化対策」という視点で考えていかなければならないのではないでしょうか?
若年層の低賃金化、非正規雇用化も少子化の大きな原因です。
こういった議論が緒に就くことを願います。
ありがとうございました。