労働組合=ヤクザ? | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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衆議院議員「すぎた水脈(スギタミオ)」の公式ブログです。

今回の大阪市交通局労働組合の政治活動問題で、
内部告発した大阪市交通局の男性職員はインタビューにこう答えていました。

「正直、恐怖を覚えました。ヤクザと言っていいくらいの団体だと思う」

私も公務員時代、「この人ら、まるでヤクザやん!」って思った瞬間がありました。

担当していた学童保育の指定管理者公募の件で連日深夜まで保護者と話し合いをしていた時です。

保護者説明会なのに、会場には150人くらいの人が集まっていました。
そこに在籍する子どもの数は70人ほど。
全員が両親とも出席していたとしても数が合いません。

それもそのはず、そこで働く指導員が在籍している労働組合の幹部やら他都市から集まった組合の応援要員が、席の前の方を占めています。そのほか、学童保育連絡協議会(支援団体は共産党)の幹部もずらっと・・・。

発言するのはほとんどその人たち。

言葉にできないような激しい恫喝があったかと思うと、

「あんたら、ホンマよう頑張っとう・・・(神戸弁ですが)」
と、褒め殺し。

次には、
「どうか私たちを守ってください」
と、泣きながら訴えてくる泣き落とし。

この繰り返し。。。だいたい午後7時くらいに始まって、終わるのは日付が変わっての2時3時。

最初から最後まで
「民営化したら子どもが殺される」
とかいうわけのわからない論理で一貫している。

私自身、ヤクザと対決したことがないので、はっきりとはわかりませんが、この状況を説明すると多くの人に、
「杉田さん、それってヤクザの手口やで。」
と、言われました。

よく、どこも
「労使交渉」の時はまるでヤクザ。
という話を聞きます。

だから、組合との交渉を公開出来ないのだと。。。

現在早稲田大学教授の北川正恭氏が三重県知事時代、労使交渉を公開としました。
これってすごい!と、当時感動したことを覚えています。

三重県ができて他の自治体ができないわけがない。
でも、北川さんが知事を辞めてからずいぶんたちますが、まだまだ労使交渉の現場を公開しているところは少ないようです。

大阪市は議会の公開も進んでないと聞きます。
全国から注目されている今、労使交渉の場にもテレビカメラや新聞記者をどんどん入れて、市民に公開すればいいと思います。

そうすれば、誰が市民の味方なのか、一目瞭然になります。

「ヤクザのような組合」もなくなるのではないでしょうか?