今朝の話題はなんと言ってもこれでしょう!
ノーベル生理学・医学賞を受賞された京都大学の山中伸弥iPS細胞研究所長。
感動的なエピソードが新聞に多数掲載されています。
基礎研究「軽視」に風穴 山中氏にノーベル賞
私が一番すごいと感じたのは、
「自分たちの1日1ヶ月と進行性の難病患者の1日1ヶ月の意味は違う。そのことを心して研究している。」
という言葉です。
限りある生。必ず訪れる死。
「人間はすべて平等」と言われる戦後日本の風潮。
でも真に平等なのは、これだけではないでしょうか。
いくら言葉で言っても、自分の命が自分の力でどうにもならない現実が存在する。
この真実の前に、多くの人が唱える「平等」は言葉の意味を歪めて、軽くしてしまっているように感じてなりません。
そんな中で一人一人の命を直視しながら研究に望んだ山中教授の志に強く共感しました。
今後、この日本で第2第3の山中教授が育っていくことを願って止みません。