なぜ「高校生大使」の国連演説が見送りになったのか? | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

衆議院議員「すぎた水脈(スギタミオ)」の公式ブログです。

「高校生平和大使」とは?
高校生平和大使は毎年国連ヨーロッパ本部(ジュネーブ)へ核廃絶を訴える署名を提出しています。その数は18年間に145万筆。
希望者全員が平和大使になれるわけではないので、なれなかった人たちで作る「高校生一万人署名活動実行委員会」という兄弟組織があります。この組織は毎年、韓国とフィリピンを訪問しているとのこと。
私が潜入取材をした「8・6ヒロシマ平和のつどい2017~憲法破壊と腐敗の政治=安倍政権を根っこから打倒しよう!」(田中利幸元広島市立大学平和研究所教授主催)というイベントに、元全国被爆二世職員の会代表の平野伸人氏に引率された実行委員会の高校生8名が参加し、一人ずつスピーチを行いました。彼らは核廃絶と関係のない、韓国訪問プログラムについてスピーチ。
「韓国に行き、強制連行記念館などを見学した。日本人がこんなひどいことをしたなんて初めて知ってびっくりした。」
「もっともっとたくさんの人たちに日本の戦争犯罪、加害責任について知ってほしい。」
と、話して集まった100名余りの活動家たちから拍手を浴びていました。
この高校生が悪いとは思いません。が、まっさらな高校生にこんな刷り込みをする教師たちに憤りを感じました。
この集会の基調講演を行ったのは、べ平連を立ち上げた武藤一羊氏。安倍政権打倒と天皇制(敢えて彼らの使った言葉のまま)廃止を訴える内容の講演は1時間に及びました。集まっている200人弱の人たちが「うん、うん」とうなづきながら聞き入っている姿を見て戦慄を覚えました。正に極左集団です。
日本政府は、このような会に出席していた高校生の発言を認めるはずがありません。逆に今まで発言させていた方が不思議です。
この記事だけを読むと「頑張っていた高校生がかわいそう」となるかもしれませんが、物事の本質を知っていただきたいと思います。
http://amp.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201708/CK2017081902000259.html