女子差別撤廃委員会第63回会合のセッション前ワーキングミーティングでのスピーチ、無事終了。 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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またまた、3時に目が覚めてしまいました^^;
無事、発言が終わったので、ご報告です。
昨日は女子差別撤廃委員会第63回会合のセッション前ワーキングミーティングでスピーチをしました。今回国連委員会に提出された日本政府の回答に対して、市民団体(NGO)が、質問事項を事前に委員に報告する場です。本日(2月16日)、国連委員が聞き取ったNGOの質問を基に日本政府(外務省)に聞き取りを行います。
昨日も書いた通りジュネーブに到着するまで、このワーキングミーティングで発言できるかどうかわからない状態でした。日本の参加NGOの数が多く、調整に手間取っているという情報が入っていました。とりあえず、なでしこアクションの山本優美子代表と各々2分ずつ話すつもりで原稿を用意していきました。最終的に与えられたのは一人1分。昨年同様、前日に原稿を作り直す羽目になりました。
日本からは最多の8団体が参加。我々の発言時間は1分でしたが、多い団体は4~5分確保されていました。聞いていた通り、左翼系NGOは100人近い人が押し寄せ、会場はごった返し。対する我々は現地の応援も含め10人です。
7月に行われたプレセッション同様、「琉球、アイヌ、在日、部落の女性がひどい差別にあっている」と主張する団体、LGBTの差別を訴える団体など本来の日本の課題とはかけ離れた発言が相次ぎます。慰安婦問題についても我々と真っ向から対立する意見を述べる在日韓国人のスピーカーもいました。(なぜ、日本のセッションで韓国人?と思いましたが、在日韓国人は日本人と同じ扱いのようです。それで差別されていると訴えているって??⇦こう書くとヘイトスピーチになりますか?)
短い時間でしたが、効率よく、政府に対して質問したいことを述べました。私の英語は相変わらず××でしたが(T_T)
内容は次の通りです。(発言順)
あとは、今日の本会合で
・この質問が採用されるか?
・(採用された場合)日本政府(外務省)はなんと回答するか?
に、かかっています。
【杉田水脈の発言】
質問事項9番目の慰安婦問題について述べます。
日本政府は「日本政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる「強制連行」は確認できなかった。」と回答しました。
一方、クマラスワミ報告には「20万の韓国女性が強制的に性奴隷にされた」と書いてあります。
よって、委員会は日本政府に、この明らかな矛盾について明確にするように質問してください。
【山本 優美子さんの発言】
質問事項9番目の慰安婦問題について2点述べます。
第一に2014年自由権規約委員会111セッションで、日本政府は「性奴隷との表現は不適切」と表明しました。よって、委員会は、戦時中に日本軍・政府が韓国の若い女性を性奴隷化したかどうか明確にするよう、日本政府に質問してください。
第二に昨年、日韓合意で、日本は「心からのお詫び」を表明しました。よって委員会は「お詫び」の意味、つまり「当時の軍の関与」とは正確に何であったのかを日本政府に確認してください。
(以下は時間がなくて読まなかったけど提出ペーパーには書いた内容)
最後に、米国公文書館の資料によると軍の関与は、移動の安全、労働条件、健康管理であったとされています。
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