「Front National(国民戦線)は、外国人(移民)が嫌いで迫害していると言われているけれど、それは違う。我々は外国人がフランス国籍を取ることが悪いとは言っていない。ただ、フランス人になるからには、フランス語を話し、フランスの法律を尊重し、愛国心を持ってもらわなければ困ると思っている。帰化するということは、その前の国籍を捨てること。良い思い出まで捨てろとは言わないが、それなりの覚悟を持ってもらわなければならない。」と、おっしゃいました。
こちらに住んでいる日本人女性から、
「我々日本人は外国に住むと、その国に『住ましてもらっている』『お世話になり、ありがたい』と思います。そしてその国でも自分の生活が成り立つように頑張ります。が、他国の移民の方は感覚が全く違っていて、悪いことはなんでも『受け入れた国が悪い』となるんですよ。『私が貧乏なのは受け入れたフランス政府が悪い』『私が失業したのはフランス政府のせいだ』と。で、働かない。」
と、いうお話を聞いたばかりだったので、おっしゃっていることがよく理解でき、共感しました。
また、次回の渡仏(最終決戦の取材)に繋がるお話もいただきました。
突然の連絡だったので、外出先から戻ってスーツに着替える暇も無く、ラフな格好で恥ずかしかったのですが、今回のパリでの最大の収穫でした!

