マーガレット・サッチャー  鉄の女の涙 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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先週上京した時に空き時間を利用して、映画を見てきました。

以前からとても見たかった
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

サッチャーさんを初めて知ったのは1979年、小学校6年生の時。
当時受験生だった私は、時事問題ということで、その年、日本で初めて行われた「東京サミット」に出席する各国首脳の名前を覚えさせられました。

「イギリスから、女性の首相が来る!」
サッチャーさんが就任して間もない時期だったと思います。
日本でも大変話題になりましたが、ニュースで見たというより、
「試験勉強で覚えた」 という印象が強いです。

次に意識したのは、社会人10年目の時。

三重県(当時の知事は北川正恭氏)から始まった『行政改革』は、イギリスのNPM(ニュー・パブリック・マネジメント)をお手本として進められました。

行政評価やPFI、市場化テストといった言葉が登場し、当時の小泉改革と並行して全国の自治体に拡がっていきました。

当時、企画を担当する部署に在籍していたため、その政策についてかなり勉強しました。また、ご縁をいただき、行政評価の本を書かせていただいたり、実際にNPMの視察にイギリスまで行かせて頂く機会にも恵まれました。

改めて、サッチャー改革の素晴らしさ、そしてそれをやり遂げ、見事国力を復活させたイギリスの偉大さに心から感動しました。

それ以来、ずっとサッチャーさんの大ファンです。

サッチャーさんが首相になられた当時のイギリスが抱えていた問題は今の日本が直面している課題と全く同じです。

民営化を始めとする公的事業の効率化、合理化は絶対に推し進めなければいけないと、行政マンの立場を離れても強く思っています。

政策面でも学ぶことがまだまだあると思いますが、

日本の政治家が、(サッチャー氏のように)自身の信念を如何に覚悟を持って貫けるか。

それが今、日本では一番問われていると感じます。

改めて、勉強になりました。

最後に申し上げますが、
この映画は、政治の映画ではありません。
私は、「夫婦愛の映画」であると、思います☆