「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
朝にインターネットで予約して行ったので、プレミアムシートで見れました。
始まる前、一緒に行ったスタッフとしばし漫才的会話。
「これって、ささきいさおの歌から始まるん?」
「んなわけないでしょ~!」
「ラストは沢田研二ちゃうん?」
「ないない。ちなみに岩崎宏美もない。エアロスミスらしいよ~。(正確にはボーカル)」
「そんなんヤマトちゃうやん。」
私たちって「ヤマト世代」ですよね~。
さて、今から見に行く方もいらっしゃると思うので、内容は飛ばしていきなり感想です。
はっきり言って「見に行ってよかった」と思いました。
改めて気付いたことは、
70年代のアニメ、特撮ヒーローは、グローバリゼーションの影響を全く受けていないということ。
平和憲法を掲げる日本は、軍隊を持つ事はできません。
が、テレビの中では全世界や地球の敵に対して、日本人だけでチームを組んで果敢に戦います。
仮面ライダーもウルトラマンも・・・。スーパー戦隊は未だにこのスタンスで闘っています。
地球を救うために闘っているのに、守る側も守られる側も「日本人」しか出てきません。
日本人だけで、日本人のやり方で、闘う。
頭脳も科学技術も判断力もそして闘志も。超一流なのです。
だから高度成長を成し遂げることができた。
これを見て育った私たちの世代には、その精神が染み付いています。
戦争を体験した人が、次の世代にそれを伝えた。
バトンを引き継いだ人が、子ども達に手渡したかったもの。
それを再認識しました。
グローバル化する世界に立ち向かうヒントをもらったような気がしました。
「宇宙戦艦ヤマト」は、日本が勝つように書き換えられた第二次世界大戦の物語。
そういう意味では、1970年代前半まで、まだ戦後だったといえます。
その主題の部分はそのままで、見事に実写になっていました。
「2199年には、“大和魂”は復活してるってことかな?」
「そのためにも私たちが頑張らなくっちゃね。」
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