「少子化対策」の矛盾 | 杉田 水脈(すぎた みお)オフィシャルブログ

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【夜明けの独り言】
今週になって、お世話になっている方に初孫が誕生したり、寿退社した事務所スタッフからご懐妊のお知らせが届いたりと、嬉しいことが続いています。
私は所謂‘アラフィフ’ですが、同世代には独身の人もいるし、結婚して離婚した人もいるし、再婚して幸せになった人もいるし、結婚していても子供がいない人もいます。
また、子供がいても、その子の恋愛対象は異性とは限らないし、例え異性であっても結婚するかどうかわからないし、結婚したとして子供を産むかどうかわからない。
確率的に言えば、私達の世代で「孫の顔が見れる」なんていうのはごくごく一部の人だけではないかと…。
ひと昔前なら普通に当たり前だったことが、今ではほんの一握りの人しか実現できなくなっている現状。ここを考えもしないで「少子化対策」なんて実現するはずがない。
こんなことを書くと「また、昭和的な古臭いことを」と馬鹿にされると思いますが、あれもこれもはできない。少なくとも、「責任のある伴わない個人の自由を容認する現代の日本」で、「少子化対策を成功させて子供を増やす」なんて矛盾していると思う訳です。
唯一できることは、結婚したくてもできない人、子供が欲しくて頑張ってもできない人に対して、しっかり支援をすることだけではないかと。
自由の延長で「家族制度を壊して婚外子を増やす」という間違った方向にいくべきではない。