この記事の中で、私がインタビューで答えたことと違う部分があります。
国保加入条件の在留期間ですが、一年が三ヶ月になったとか、そんなことではなく、もっと根本的な問題だと指摘しました。
「“国民”健康保険」です。国民の保険なのです。我々が海外に行くときは自国で保険をかけ、もし渡航先で医療機関にかかった場合は自費で払い、帰国してから保険で払い戻してもらいます。
これは山岡 鉄秀さんに教えていただいたことですが、「移民国家の豪州でも、永住権を取らない限り、国保には入れず、プライベートの保険に入らなければなりません。つまり、国保の加入条件を厳しくするのではなくて、最初から分けて考えなければいけないのです。」
公務員時代の友人から次のような相談も寄せらせています。
「外国人の国保問題。留学生なんかも普通に保険料踏み倒して消えます。そういうのを含めて何とかしてほしいです。あと留学生なのに日本来てすぐに子供できるとかも。外国人にもほとほと手を焼いています。保険料払えと言ったとたん日本語わからなくなりますし(溜息) とりあえず留学でもなんでも二年分の社会保険料は前払いにしてもらいたいと切に願います。」
いつも言ってますが、実際に対応するのは地方自治体の窓口の職員です。その声もきちんと吸い上げて制度を作っていく必要があります。その踏み倒された保険料は我々の税金で補填されるのですから、もっと真剣に考えるべきです。
https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/180604/soc1806040006-s1.html