昨日はかなりはっきり自分の意見を書かせていただきました。
批判覚悟だったのですが、頂くコメントは好意的なものばかりで、内心ほっとしています。
昨日は珍しく早く家に帰ったので、7時からNHKニュースを見ました。
そこで一番力を入れて報じられていたのがパンダのニュース。
「あっ、パンダ、来るんだ。ふ~ん」
どうしてもパンダと言うと、石原都知事の記者会見が頭に浮かびます。
都知事がいらないって行ってたので、来ないものだと思っていたのですが、やっぱり来ることになったんですね。
石原都知事、尖閣問題でパンダ貸与を拒否
朝にTwitterをチェックしたら、どうやら中継をつないでパンダが上野動物園に到着するところまで報道していたとか。。。
で、今もまだ、朝のニュース番組でパンダをやってます。
一体なんなんでしょうか?
1972年、日中国交が正常化されたのを記念し「日中友好のシンボル」として中国からカンカンとランランが贈られた時、両親が見に連れて行ってくれたのを覚えています。
でもその日はお休みで結局見れませんでした(泣)。
そのときは大騒ぎでした。
だって、日本人が始めてみるパンダだったわけですから。
それまで国交がなかった中国との友好のしるしだったわけで、国際問題としても大きく取り上げられる価値がありました。
それから40年近くたって、パンダはそれほど珍しくなくなりました。
神戸にも和歌山にもいます。
それに、今回のパンダレンタルは「病死したパンダの代わりが来た」以外、何の意味もありません。
なのになんでこんなに騒がれるのでしょう?
というか、騒いでいるのはマスコミだけのような気がします。
国会では予算委員会が開かれています。
分裂を始めた与党の動きもまだまだ注目に値します。
報道すべきニュースはたくさんあるはずです。
視聴者が求めるニュースを提供する=視聴者がこのニュースを求めている
マスコミがそう考えてパンダのニュースばかりを流しているとしたら、マスコミは視聴者をバカにしているとしか思えません。
が、本当に、視聴者が「政治や経済のニュースなんてドウデモイイ。パンダをもっと見せてよ。」と思っているとしたら・・・?
いろいろ考えさせられる「パンダ狂想曲」です。