韓国大統領の竹島訪問に始まり、ロンドン五輪のサッカーでも日本と韓国間の領土問題が取りざたされています。
<五輪>IOC委員長「朴種佑は政治行為、旭日旗ユニフォームは…」
先月アメリカ視察に行ってきました。
帰国して、
「何が一番印象に残ったか?」とよく聞かれます。
私が一番に挙げるのは、
「日韓問題の深刻さを痛感したこと」
です。
アメリカでは様々な方にお会いしました。
初日のRichad Armitage氏
Sheia A Smith氏
Michael Jonathan Green氏
といった知日派のジャーナリストの方から、国務省の日本部長、上院議員、NY市議、ワシントンポストやロイターをはじめとする有力紙の記者・・・・etc
彼らが必ず口にしたのが「従軍慰安婦問題」でした。
アメリカは巨大化する中国に脅威を感じている。
できれば、同じ民主主義国の日本、韓国と手を組んでいろいろと対抗策を考えたい。
それなのに、なぜ、日本と韓国はそこまで仲が悪いのだ・・・。と。
普段日本で生活している中では「一部の人が騒いでいる問題」という認識しかなかった私は本当に違和感を感じました。
それだけ、領土問題をはじめ、日本周辺が緊迫した状態にあるということだとの認識を深くしました。
日本の中にいる私たちにはわからない。
でも、悠長に政局問題ばかりで政治が揺れ動いている間に、そして国民もそれに気をとられている間に、取り返しのつかない状態になってしまうのではないかと本当に危機感を感じます。
明日8月15日は67回目の終戦記念日。
国内の問題ばかりではなく、外交の問題についてもしっかり考える日にしたいと思います。