学術会館で行われた第63回国連女性の地位委員会(CSW)等について聞く会に参加しました。国会議員の参加は私だけでした。
女性を取り巻く問題には様々なものがありますが、先日開かれた党の女性活躍推進本部のお話が目からウロコでした。
W20運営委員会共同代表の吉田晴乃氏がお話しされた内容です。
W20とはG20のエンゲージメントグループの一つで、女性に関する政策提言をG20に向けて行う組織体です。
G20の国も色々。女性活躍については北欧のようなスーパー先進国もあれば、やっと女性が運転免許証を取れるようになった国もメンバーです。
吉田氏がインドの女性リーダーと話をした時のこと。
いきなり、「この。G7(先進国)バカ!」と言われたそうです。
「賃金格差?格差がないと女は働けないでしょ!」「セクハラ?そんなので悩んでる女性なんていないよ!コミュニケーションでしょ!」「DV?家庭内暴力って、スラム街のどこに家があるのよ!」etc…。
一口に女性活躍と言ってもその課題は日本とは全く違います。
でも、彼女たちは「ありがとうスズキ」が合言葉。「課題はバラバラでも儲かるのを嫌がる国は無い!」という結論に達したそうです。
今日の会議でも「【一人も取りこぼさない】を実現するために経済成長を重視していく」ことを強く語っていました。
国連の委員会も日本を貶め、女性差別を必要以上に強調する場ではなく、課題解決先進国として厳しい状況下にある国をどう支援するかを打ち出す場にできればと思います。