私が免許を取ることができる18歳になり、周囲が車の免許を取りはじめたころに両親から言われたのは

車は運転するものではなく、してもらうもの

私の両親は、2人とも車の免許を持っていますが、父は毎日運転していましたが、母は全く運転をしません。

実家では運転手を雇っていた時期もあり、当時の彼氏が免許を取っていたので

私は車の免許はいらない
彼氏に運転してもらおう

という考えでした。

その後、車を持っていなかった当時の彼氏がバイクを買い、私の送迎をしてくれるようになりました。

その様子を見た両親は

バイクは危ないから車にしなさい

と、買った車を1台くれました。



TOYOTAのコロナだったと思います。

その車は、当時の彼氏が好きなように使っているうちに事故を起こし、廃車になってしまいました…



その後、私は医学部に進学。
卒業して医師免許を取り、妊娠中に

子供を抱いてベビーカーを持って電車やバスに乗るお母さん

を見て、その大変そうな状況に運転免許を取ることを決意。

産後の3ヶ月ほどの産休の間に自動車学校に通い、運転免許を取得したのです。

医師免許を取ってから1年後のことでした。


最初の車は、当時の夫が選んだ4ドアの小さな高級車。

TOYOTA プログレ


色は写真と同じ。

車体は小さめで運転しやすく、3ナンバーで、内装が豪華。

コンセプトは、お金持ちの奥様が運転するセカンドカー。

発売当初は道でよくみかけましたが、今では全く見なくなりましたね。


免許を取ってすぐの私は、首都高速を使って通勤をしなければいけなくなり、毎日ドキドキしながら運転していたのを思い出します。

免許を取って実際に運転してみると、

運転は楽しい

そして、研修医と子育てで忙しかった20代後半は

車の中という自分しかいない個室

が非常に心地よく、好きな歌を歌ったり、時には辛くて声を出して泣いたりと、ストレス発散になっていました。



続く

To be continued…