↑のツイートを見て思い出したエピソードです。
 
 
私の息子の父親は、全くお酒が飲めません。
 
アルコール消毒をすると赤くなり、カクテルを1口飲んだだけで
 
ひどい頭痛
 
体質なので、努力のしようもないのですが、男性はお酒が飲めないと不都合もある時代だったうえ、医学部時代はラグビー部に所属したため
 
酒が飲めない男とは腹を割って話せない
 
というハラスメントを受けたことも。
 

女性なら、
 
お酒は飲めません
 
で済むところも、男性の場合は、社会に出るとお酒を飲めないことで不利益が出ることもあるかも・・・
 

誕生日プレゼントラブ


 
アルコールが体内に入ると、肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されます。この物質は極めて毒性が強く、顔面や体の紅潮、頭痛、吐き気、頻脈などの不快な症状を引き起こす原因です。

そして、このアセトアルデヒドを分解してくれるのが
 
ALDH2(アルデヒド脱水素酵素2)

ところが、日本人は約40%の人低活性型のため、お酒に弱い体質といわれています。
 
さらに約4%の人不活性型で、ALDH2の働きが全くないため、お酒を飲めません。

ごく少量のお酒でも、気分が悪くなってしまうのは、それが原因なのです。
 
息子の父親は、まさにこのALDH2の不活性型なので、お酒が飲めない体質でした。
  
そんなわけで、私は小さい頃から息子のことを心配していました。
 
さて、息子はお酒は飲めるんだろうか?
 
私はお酒に強くはありませんが、普通に飲めます。特にお酒に弱いということもありません。
 
息子がお酒を飲める確率は50%
 
実験してみたい。飲ませてみたい。口笛口笛口笛
 
という思いがずっとあったものの、試すことが出来ずにいました。


昨日は肉じゃがと野菜炒め

そして、ある日、事件が起きました。
  
息子が小学生高学年の頃、神楽坂で鍋を食べようとお店に入りました。
 
 
私は梅酒ソーダを注文。
息子はジンジャーエールを注文。
 
 
2人の飲み物は同時に運ばれてきましたが、お腹が空いていた私はつまみに夢中。
 
一方で、息子はいつものように、ジンジャーエールを一気飲み。
 
半分以上飲み干したところで
 
 
ママ。これジンジャーエールじゃないと思う・・・
 
 
息子が飲み干したのは、私が飲むはずだった梅酒ソーダでした。
 
 
滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗
 
 
見た目が似ているので、お店の人が間違えたようです。
 
確かに梅酒ソーダは見た目もそうですが、甘さも、炭酸もあるので、息子は
 
おかしいな?
 
と思いつつ、飲み進めてしまったようです。
 
 
息子はまだ子供で、ALDH2の不活性型の場合、これだけの量を飲み干したら吐くだけでは済まないかもしれません。
 
えーんえーんえーん
 
幸い、息子は気分が悪くなることも、吐くこともありませんでした。
 
つまり、息子はALDH2の不活性型ではなく、低活性型であるということがわかりました。
 
(お店の人には厳重注意しておきましたプンプン
 
 
今日のランチ
 
現在、息子は22歳。
 
お酒は弱いですが、友人と楽しむ程度には飲めるようで、安心しています。
 
多少は飲めた方が、人生は楽しいように思います。
 
 
ちなみに、アルコール中毒になるには、中毒になる程のお酒を飲めないといけないので、ALDH2活性型である必要があります。
 
朝からワインを飲んでいるヨーロッパの人達は、ほぼ100%がALDH2活性型。
 
日本人では56%程度が活性型だそうです。
 
私は明らかに低活性型なので、ちょっと多めに飲むと翌日は二日酔い。息子も低活性型なので、大学生になって、
 
飲みすぎて二日酔い
もう飲みたくない
 
という洗礼をうけたようで、アルコール中毒になる心配なはさそうです 爆  笑爆  笑爆  笑
 
 
 
 
 
 

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