青山学院時代の思い出をブログにして欲しいというリクエストをいただきました。ありがとうございます
私の中高時代の友人には非常に裕福な家庭出身者が多かったのですが、その中でもS子ちゃんは特別でした。
S子ちゃんは非常に珍しい苗字で、明治から昭和前期にかけて活動した、有名な政治家の直系の家庭です。
S子ちゃんの曽祖父は広辞苑にも
政界の黒幕
と載ってました
S子ちゃんとは私が青山学院中等部位入ったことがきっかけで知り合いました。と言っても、1年生の間はクラスが違ったこともあり、全く関わりませんでした。
そんな私たちの関係が変わったのは、2年生になり、クラス替えあったことがきっかけです。
私のクラスにいた大会社の令嬢M子ちゃんと、私が仲良くなったことで自然に仲良くなりました。
M子ちゃんとS子ちゃんは青山学院の幼稚園からの親友。
2人とも正真正銘のお嬢様です。
今でもはっきり覚えているのは、S子ちゃんと私が初めて話した時のこと。
じっと私の顔を見つめたS子ちゃんが
美緒ちゃんはまつ毛が長くて綺麗ね
ゆっくりとそう言ったS子ちゃんの白い肌と、可愛いタレ目が忘れられない。
お嬢様って、非常に気の強いタイプと、おっとりしていて独特の間のある話し方をする第プに別れるような気がします。
S子ちゃんは典型的なおっとりタイプでした。
そんなS子ちゃん。青山学院高等部を卒業した後、何を血迷ったか医学部に進学しました。
私 何で医者になろうと思ったの?
S子 お医者さんに憧れて、なりたいなと思ったから
いつものように、おっとりと返事が返ってきました。
ほとんど答えになっていない
そして研修医として私が順天堂に就職したことで、私はS子ちゃん一緒に働くことになったのです。
一緒に働くと言っても、内科ローテーションのS子ちゃんと、整形外科直接入局の私。
順天堂と言う大きな病院の院内でたまにすれ違うだけのことが多かったのですが、麻酔科研修では、たまたまスケジュールが重なり、一緒に研修をすることができました。
当時の順天堂麻酔科で助教授だったN先生はS子ちゃんの曽祖父の大ファンだそうで、こんなことがありました。
助教授 君、珍しい苗字だね。あの〇〇と何か関係あるの?
S子 私が直系です。(めちゃくちゃおっとりと)
助教授 お会いできて光栄です。翁の直系とこんなところで出会えるなんて
助教授は研修医に向かって
助教授 おーい研修医たち!医者なんてやってる場合じゃないぞ。この子と結婚して政治家になり
国を動かすんだ!!
S子ちゃんはお嬢様特有の、おっとり、のんびりさで、未婚のままアラフォーになりました。
S子 そろそろ結婚しようと思うの。姉の結婚はお見合いで幸せだし、親に選んでもらったら間違いないと思う
そしてめでたく結婚。結婚して2年ほどの時にカフェで一緒にランチをした時に
私 結婚生活はどう?
S子 私たちは若くはないし、落ち着いてから結婚したから。美緒ちゃんみたいにドラマみたいなことはないのよ。
私
S子 一緒に暮らし始めたらね・・・・・・(ここで少し黙る)
好きになっちゃった
この瞬間、S子ちゃんが可愛らしすぎて私は身もだえしました。
萌えた
この時のS子ちゃんの笑顔が可愛くて、旦那さんはS子ちゃんが可愛くてしかたがないだろうなと思いました。
一緒に暮らし始めて愛を育む
というのは理想ですね。
私の拙い文章では、S子ちゃんの魅力は伝わらないかもしれませんが、いつも穏やかでおっとりしたS子ちゃんは本当に可愛い。
私も男だったらS子ちゃんみたいなお嫁さんが欲しいなと思いました。
普段使いに、大きめの真珠のピアスを買いました。
耳からこぼれおちそうなところが可愛い
私の買った8.5~9mmの大きさだと大きすぎるなら8mmもいいですね。
1mmの違いで、見た目は大きく変わります。
ピアスのキャッチをパールにするのも素敵
↓↓