保護活動の末端でほんの2,3年預かりボランティアをしているだけの私ですが、

気づかないうちに地域で知られてきたらしく、こんな事が有りました(^▽^;)

 

昨年12/20、ゆきとしずくを連れて帰宅すると、うちの前で里親募集ポスターを見ている人が。

しずくちゃんの希望者さんかしらと喜んだら知人のSさんだった。

「うちのコたち、相次いで亡くなってん。40日前に17歳、1週間前に16歳が。」

親子のMダックス♂2頭をいつも散歩させ、たいてい吠えられたからあまり交流は無かった。

「息子がスマホで里親募集探してくれるんやけど、ダックスは人気らしくて

すぐに決まってもうてるみたいなんやわ。んで、みんなが、ここに(うち)行ったら

何とかしてくれる、言うて行って来よして勧められて」

イチローくんの預かり母Ⅰさんもお口添えして下さったらしい。

探したら兵庫県に該当する犬がいたが知らない保護団体だし、直接交渉して貰うにも

ネットしてないから息子さん待ち。私が代理で交渉したほうがいいのかとFBに載せたら、

保護主さんとどんちゃんママが「滋賀にダックス居るよ」と話を勧めてくれて

その日のうちにトライアル決定\(^o^)/

 

保護主さんの知り合いのボランティアさんで、小型犬や猫を多数レスキューしておられる。

避妊手術を終え、1/9からトライアルが始まった。

 

新しい名前はピースちゃん。推定5歳の♀で繁殖を引退した犬。

初日の夜から一緒に寝ているんだって(≧▽≦) お母さんから離れない。

部屋の中はぬくぬくだが、赤い毛布の下にもアンカが入っている。

 

 

カメラ向けると、ねぇお母さんあの人誰?

既にアイコンタクトしている。まだ声を聴いていないんだって。

 

「啼いたら(繁殖業者に)怒られたり、叩かれたりしたんやない?

もう気にせんと、啼いてもええんやでって言うてるんよ」

まだ3日目、猫被っている筈(^▽^;)

 

 

今まで♂を飼ってらしたから♀はひときわ可愛いみたい♪

 

 

【脱走、安全対策】

玄関の引き戸→玄関内のゲート→居間の上り口の引き戸→室内の木のゲート

3重、4重の対策をして下さっている。ストーブ前にも安全策。広いトイレ。

 

 

先代わんこ達がいつも見守っていてくれる、素敵なお仏壇。

羊毛フェルト製のそっくりのお人形も飾ってある。可愛がっておられたのがよく判る。

 

 

散歩の経験は無いらしく、戸外を見るとちょっと不安気。

隣のガレージにリードつけて降ろしても固まっているそうな。

3歩ほど歩いたら固まって動かない。別世界に連れて来られたよう。

 

 

気長に向き合って下さりそうです。すぐ近所に娘さんの家族が居て

常に行き来が有るので、将来も安心です。

こんなにとんとん拍子に決まって、人の輪ってすごい(≧▽≦)

 

さっきも「聞いて来たんですけど・・・」と面識のない人がいらした。

私はバザーの売り上げを保護犬に支援しているので、

どんなものを持ってきたらいいか下見に来て下さった。

「ご近所にこんな活動している人が居るって知らなかった。

今はマンションだけどいつか犬と暮らしたいです。」

どなたも持っている善意の気持ちを発掘し形にするきっかけに

うちの小さな店の片隅が貢献しているようだ。