

では、思い出写真Ⅲ‐9 仔猫編を始めます
まるで呪いの呪文を唱えているような顔ですが
このコとしては、ごく普通の顔です
猫ちゃんに特別思い入れのある方はショックが大きいので
ご覧にならないほうが、夢が壊れなくていいかもしれません
毎日、家を覗きに来るようになりました ふと視線を感じると…見てる
仔猫は美緒が気になるようです ガラス戸越しに遊ぶ(?)二匹・・・。
ランちゃんが遊びに来ると
仔猫もやってきました。
「何で、あいつだけ」と睨む。
「睨まれた、あっち行こうっと」
仔猫に興味ないランちゃん。
そんな日々が続いていたある日曜日、
自転車で出かける私を「ミャ~ォ」と送ってくれた仔猫でしたが・・・
夕ご飯の時間になっても帰ってきません。
夜遊びに行ったのね、とお皿にフードを入れておきましたが
朝になっても食べた気配がありません。フードはそのまま・・・・・・。
なんと、仔猫はそれから帰ってきませんでした
猫の集会場を探したり、野良猫に餌をやっているお年寄りに聞いてみましたが
有力な情報は得られず、死体もありません。
「あんなに甘えんぼだから誰かに拾われたんだ」と自分に言い聞かせました。
あっけない巣立ちだったな~。
……………Ⅲ‐10に続く……………仔猫編、こんなに長くなるとは