さてここからは2日間のフェスについて書きます。

このページの最後に、フェス当日のスケジュールが発表されてから行くバンドの曲をプレイリストに数曲ずつ入れておいたものをアップしておきます。興味のある方はお聞きくださいね。

一日目のラインナップはこれです。丸を付けたのが事前に私が行きたいと思ったバンド。

 

宝石緑1日目

フェスは15時から0時まで。

入場券は2日間で1600バーツです。チケット発売されてまもない9月に「The Concert」という専用チケットサイトで購入しました。代行などなく、クレジット払いでEチケット。本当に便利ですね。

入場の時に手首にバンドを巻いてもらいます。これが2日間のパスとなります。

14時ちょっと過ぎに入場しましたが既に人は多い。

物販のブースを見るとTilly Birdsのブースは長蛇の列でした。

 

そして会場はこんな感じです。

最初に選んだのがHED.YOUTUBE観てすごく気になってた。

聞いたらやっぱり最高よ。一番前で楽しみました。
そしてこのステージの造形のPopさ。最高じゃない?わたし、それ見ただけで泣いたよ!

FierdステージでのHED終わってすぐNorthステージへ。ずっと好きだった女性2人のユニットLANDOKMAI.こちらも前から5列ぐらいのところで楽しみました。曲が素敵なのですがほわっとした見た目のボーカルの子の体は結構引き締まっていて歌う姿がめちゃかっこいくて素敵で、それはライブならではの新しい発見!ギターの女の子は終始笑顔で素敵。ライブ終わって振り返るとなんと後ろは人でいっぱい。こんなに観客いたの?!倒れてる女の子もいた。このあたりですでに人の多さにビビる。

また別のステージへ移動するために人波をかき分けて歩きながら急いで水を買い、屋台の一番空いてるブースで肉的なものを買い、それをがむしゃらに口の中に押し込みながら早足で歩き次の会場へ。

それはFesに行こうと思ったきっかけになったTilly Birds.
LANDOKMAI終わってすぐに行ったけどすでにすごい人。最初は真ん中の方に。でも一曲終わって今度は一番うしろに。

ああ、しかし。

・・・HEDもLANDOKUMAIもスタンディングで間近で聞けて、まさにライブの醍醐味だったなあ・・・。でもここは遠い・・・。Tilly Birdsが始まった途端のギターとドラムは期待値を上げている。でも・・・。

2曲目で突然思い立ってステージを後にしました。大好きな曲を背中で受け止め心のなかで跳ねながらも意を決して会場を移動したのでした。

実はTilly Birdsと被ってて予定としては諦めざるを得なかったLost Chips.今回のフェスがきっかけで知り、好きになったバンド。
遠いところで聞く大好きなバンドと間近で聞く好きになったばかりのバンド。後者を選ぶことに後悔はないように思ったのです。
そこは一番小さなステージで客もまばら。だから最初から最後まで一番真ん前で。うん最高!楽曲がいいしボーカルもとてもよくてこれからの活躍が楽しみなバンドです。

 

Lost ChipsのIGの映像で映ってるわ(笑)髪を縛ってベージュのキャップを被って黒いTシャツ来てるのが私です。

https://www.instagram.com/reel/C0HESBPSdwA/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

 

再びデカいステージに移動してSafe Planet。日が暮れかけています。そしてすごい人だよ。若い子ばかり。スタンディングの余地なし。スタジアム席にかろうじて座れたけど通路のあまりの人の出入りの多さに落ち着いて聞けず。

そのままスタンド席に座りながらPATRIKANANDA.

ここで友人にLINEしたら割と近くにいることが分かり、合流してしばらく一緒に楽しみました。危険を感じるほどの多かった人たちはSafe Planetのあとに大移動して別ステージの4EVEに流れたみたい。私と友人は落ち着いてPATRIKANANDAのしっとりした大人のステージを楽しみました。しかしほんと、ステージの造形が可愛くて素敵よ。

 

そのままそこに座ってMILLI も見る予定にしていた。なのにそんな素晴らしいチャンスを敢えて捨ててしまった。意外と想定通りではないな。ここはあまりにデカすぎてステージ遠くて、このままここに座ってライブを観ているのもなんか現実感をなくすような気がして勿体ない気がしたの。やっぱり音を身近に浴びたい。それで席を立ち、友人とも再び別れて予定してなかったEarth Patraveeちゃんのステージへ。曲は全然知らなかったけれど一緒に手を振ったり、楽しかったな。こんな風に予定外を気ままに自由に楽しむのって最高だなって思ってました。

 

そして楽しみにしてたAyla’s。
今回、出演バンド調べることで好きになったバンドのひとつ。ファンも結構多いなあ。一緒に歌い、手を振り、体を揺らし、楽しみました。

さてここから最後の大きなステージまで頑張れるかな、と不安がよぎる。だって夜が深まるにつれてすごい人だもの。移動のたびにその人波にびっくりする。予定していたのはスタジアム席のある大きなステージでのTelevision Off。そして楽しみにしていたDept。スタンディングのスペースの端っこになんとか入れたので、そこからTelevisin Off。わあ、かっこいいなあー!

 

でもここで私の電池が切れた。すでに7時間半ぐらいトイレ行ってない。手持ちの水もなくなり、それを買いに列に並ぶのも億劫だ。そして客席に当たる強烈なライトで目が痛い。
最後のDeptを楽しみにしてたのにそちら側のステージを遠目に見るとすごい人混みだ。Deptではなく、このままSolitude Is Blissを観るのもいいかと思ったが、ヘタレな私は『今日はこれで十分満足じゃん?』と思い、会場を後にしたのでした。

 

宝石緑2日目

さて2日目も聴きたいバンドは丸かぶり。その中で1番最初に選んだのはYEW。
この曲がとても好きになっていたから。

なんてことかしらね。私はこの日もまた始まった途端にボロボロ泣いてたの。

YEWのメンバーまだとても若そう。でも大きなステージで観客もいっぱいで。YEWの瑞々しさもいい。そして私は大好きな曲をライブで聴きながらずっと泣いていた。

YEWのステージが終わって次のステージに向かって歩きながらもまだ泣いていた。


次に移動して向かったのは実力派のTHE TOYS 。スタンディングでまあまあ前方を確保。
Tilly BirdsもThe Toysもいいバンドは始まる直前の演奏からもう、音に期待をみっちりと乗せてくる。そしてバックでは複雑な演奏をしていても、とにかく観客は一緒に歌うのね。
PPのために作った「Fire Boy」,聞けて良かったー。
あとさ、めっちゃギターをバリバリ弾いている背が低くていつもスカート姿でちょっと日焼けした中学生の女の子に見えなくない男の子。そういう姿の当たり前さがほんとタイはいいよね。
 
CityステージでのThe ToysのあとにNont Tanontを聞く、というのも捨てがたいが、2時間後のHYBSをいい場所で聴くためにNorthスタジアムに移動し、スタンド席の良席を確保。そしてそこでガールズダンスユニットのALALAを聞く。意外なことに観客は少なめ。結構いいのにな。
ALALAがやっているNorthステージの反対側、SouthステージではYourmood。それがすごい人気だったようで、そこが終わったあとにものすごい人の波がNorth側に押し寄せて瞬く間に満席に。そこでALALAのあとに始まったガールズグループ、PIXXiE、ものすごい人気!
その後にお目当てのHYBS。
登場して耳慣れたフレーズが聞こえた途端に涙!
曲はあんなにかっこいいのにふたりの動きはMVで見たとおり変な動きで変なダンス。HYBSの歌詞は英語だから一緒に歌えるところがまたいいね。大好き。
 
今回はここで1時間ほど離脱してトイレに行き水分も補給。これでラストのステージまで頑張れそう。
戻ってシューゲイザーバンドのDeath of Heather。好きなんだけどあまりの轟音に途中で退散。大きなステージでやっているScrubbの最後の方に間に合った。
 
そして最後がTATOO COLOUR.とにかく盛り上がりがすごい!みんなぴょんぴょん飛んで、叫んで、歌って、そっち見てるほうが楽しいぐらい!
 
普段、私が行くライブがそうなのかもですが、行けばたいてい年齢層は自分と似たりよったり。でもここではまず自分と同年代は見ない。殆どは高校生とか大学生とか?とにかく20代前後っぽい。そんな中に、しかも外国人の私がいて、一緒に声を上げたり歌ったりしてるのがなんか嬉しい。
タイの子たちは、演奏で歌の一番ぐらいまでとにかくスマホで動画を撮影してる。スマホ持ってるから手拍子や拍手はあまりしない。でも歓声はすごい。しばらく撮り終わると、今度はとにかく一緒に歌う。めちゃくちゃ大きな声で全部歌う。そういう楽しみ方。
あまり体を揺らしたりとか飛び跳ねたりしない。
K-POPに影響を受けたガールズダンスユニットのときは、歌い終わってダンスになるたびにめちゃ歓声が上がる。
でもミュージシャンたちは夜が深まるにつれてどんどん煽っていき、そのうちにみんなスマホでの撮影よりも飛んだり跳ねたり手を上げたりしてって、そうだよな、音楽はこうやって人を狂わせていくものだよな。隣で踊り狂ってる若い女の子を見てるだけで幸せな気持ちになった。

2日間、本当に楽しめた。絶対来年も行きたい!