「会いたい」って言われたら、
どれだけ疲れてても行ってた。
夜中でも、
次の日朝早くても、
“今から来れる?”って一言で、
全部そっち優先にしてた。
本当は、
もっと大事にされたい。
ちゃんと愛されたい。
でも、
嫌われたくなくて、
離れていかれるのが怖くて、
結局いつも、
“相手にとって都合のいい女”
になってしまってた。
──そんな人へ。
たぶんね。
都合いい女になりたくて
なった人なんて、
ほとんどいない。
最初はちゃんと、
好きだっただけなんだよ。
喜んでほしかった。
必要とされたかった。
「一緒にいると落ち着く」
って言われたくて、
頑張ってただけ。
でも、
その“頑張り”が増えるほど、
少しずつ関係が壊れていく。
気づけば、
自分の予定より相手優先。
自分の気持ちより相手優先。
傷ついた時ですら、
「でも相手も忙しいし」
って、
自分を納得させるようになる。
そして、
本当は苦しいのに、
笑うのが上手くなる。
──
「なんで私はいつも大事にされないんだろ」
って、
昔ずっと思ってた。
連絡は相手のペース。
会うのも相手のタイミング。
寂しくても、
“重い”って思われたくなくて言えない。
でも、
離れられるのはもっと怖いから、
結局また自分が折れる。
その繰り返し。
でね。
ある時気づいたんだよ。
私は、
“雑に扱われてた”
わけじゃなかった。
最初に私を雑に扱ってたの、
自分自身だったんだって。
本当は嫌なのに、
「いいよ」って言う。
本当は悲しいのに、
「気にしてない」って笑う。
本当はもっと愛されたかったのに、
“これくらいで満足しなきゃ”
って自分に言い聞かせる。
それって、
相手に合わせてるようで、
実は、
自分を見捨て続けてたってことだった。
──
都合いい女になってしまう人って、
優しい。
空気を読むのが上手い。
相手が今なに考えてるか、
なんとなく察してしまう。
だから、
“自分が我慢すれば丸く収まる”
を選びがち。
でもね。
それを続けると、
相手はどんどん
「この子は大丈夫」
って慣れていく。
急な呼び出しも。
適当な扱いも。
返信を後回しにすることも。
全部、
“許される関係”
になっていく。
怖いのは、
それに慣れてしまうこと。
「これでも愛されてるならいいや」
って、
自分の価値をどんどん下げてしまうこと。
──
恋愛って、
尽くしたほうが愛されるわけじゃない。
むしろ、
“自分を大事にしてる人”
のほうが、
ちゃんと大事にされる。
でも昔の私は、
それがわからなかった。
「愛されるには我慢しなきゃ」
「迷惑かけちゃダメ」
「求めすぎたら嫌われる」
そんな思い込みばっかりで、
ずっと恋愛してた。
だから、
“好き”になるたび、
苦しくなってた。
恋愛してるのに、
どんどん自己肯定感が下がってた。
本来、
安心できるはずのものなのにね。
──
最近、
少しずつ変わろうとしてる。
嫌なことを、
「嫌だった」って認めること。
会いたい時に、
「会いたい」って言うこと。
無理して笑わないこと。
まだ怖い。
「面倒くさいって思われるかな」
とか、
今でも思う。
でも、
“自分を消してまで繋がる恋愛”
は、
もうやめたいと思った。
だって、
そんな恋愛、
ずっと息苦しかったから。
──
もし今、
「私は後回しにされても仕方ない」
「このくらい我慢しなきゃ愛されない」
そんなふうに思ってるなら。
その恋愛の中で、
一番あなたを雑に扱ってるの、
本当は誰なのか。
一回だけ、
考えてみてほしい。
あなたは、
“都合いい女”として
生まれてきたわけじゃない。
ただ、
愛されたくて、
頑張りすぎてしまっただけなんだよ。