私は金融系のWebライターの仕事もしていますが
ライターの仕事って、源泉徴収されて
報酬が支払われるんですよね~。
 
 
源泉徴収されると、確定申告の際に
支払調書の内容を入力するのが手間なので
メンドクサイな~なんて思っていました。
 
 
ところで、あなたの仕事の場合で
支払ったり受け取ったりする報酬が発生した時に
源泉徴収されるものか、されないものかってご存じですか??
 
 
源泉所得税って何?

 
お勤めをされた経験のある人は
給料をもらう際、社会保険料と一緒に
天引きされている所得税のこと、と言えば
分かりやすいかな。
 
通常1年間で所得が確定するので
年末調整か確定申告で過不足を調整しますよね。
 
 
でも源泉所得税は1年を待たず
支払うたびに前払いしておく所得税の方法なんです。
 
 
納税義務者は誰?

 
納税義務者、つまり実際に
その税額を支払う手続きをする人は
報酬を支払う側になります。
 
 
私のライティングの場合は
業務提携している企業になります。
(↑実質は私の受け取り分から納税をしてくれている)
 
 
弁護士さんなどの士業さんへの報酬は
依頼人(クライアント)が納税義務者です。

 

 

いつ、どこにいくら払うの?


 

報酬を支払った月の翌月10日までですが
個人事業主であれば、特例を事前申請すれば
半年に1度のまとめ払いが認められます。
 
 
ただし、支払うのが半年ごとであって
報酬支払の際に、それぞれ税額計算は必要です。
 
 
支払うのは、自身の事業所の管轄の税務署です。
 
 
計算式
  • 報酬が100万を超えるまではA×10.21%
  • 100万を超えたら、(A-100万)×20.42%+102,100円

 

 

 

該当する報酬は?


 
  • 士業の先生への報酬(弁護士・税理士・会計士等)
  • 原稿料(各種執筆にまつわるもの)
  • デザイン料(Webバナーやイラスト・ロゴ製作なども)
  • 講演料

 

など、多数あります。

その他については、こちらで参照ください。
 
 

手取り報酬制の場合の計算は?


 
私は手取り報酬制(手取りで契約している場合)なので
自分で請求書を発行する際に、源泉徴収された体で
請求書を作る必要があります。
 
 
その際の計算は、手取り20,000円の場合
 

20,000円÷0.8979=22,274円

22,274円×10.21%=2,274円

22,274-2,274=20,000円

 

という計算で請求書を作ります。

 

 

まとめ


 

自分が仕事で請け負ったときに

源泉徴収されるのか

 

 

自分が仕事を依頼したときに

源泉徴収するのか

 

 

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

知らなかったからやらなかった、では

いけないので、該当する場合はきちんと手続きしましょうね。