火災保険で補償できる損害は、それぞれの保険種類ごとに約款があって、それに応じて決まります。
わたしが住宅街を歩いていて、気になるのは、最近オサレな郵便受けや、インターホンを設置しているお宅が増えたなあということ。
FPの視点で見ると、ああ、残念だなーと思ってしまう、職業病(笑)
わたし自身が家を建てたときは、塀に埋め込む形で、郵便受けとインターホンを設置しました。
このタイプは、他にも外壁に直に着けるものもあります。
(参考)↓
こういうタイプのものであれば、基本的には火災保険でカバーできます(ただし、門塀が含まれている場合)
一方、オサレな、単独型はカバーされないものが多い
↓
火災保険では、家そのものの他に、門塀、物置、駐車場などを契約に含めることができている場合、家以外に被害があっても補償範囲が広がります。
でも単独型のポストやインターホンは、補償できない契約が結構ある。
火災・台風・雪・ひょうなどの被害で、こういった単独型は被害にあいやすい上に、保険でカバーできないんですねえ。
ひと昔前であれば、風・ひょう・雪災は、さほど被害がなかったかもしれないけど、昨今の異常気象をかんがみると、カバーできるように設置した方が無難だと思う。
保険の営業担当も、細かい支払い条件は知らない人も多いので、契約時は注意しましょう。
これから家を建てる人、外構(エクステリア)を施工する予定の人に、ご参考になれば幸いです。