ビリーフ、信念、ブロック・・・
色んな表現のされ方をしていますが、基本は同じことです。
- 人に嫌われてはいけない
- 人に優しくしなければいけない
- 休んではいけない
- 怒ってはいけない
- うそをついてはいけない
人の中にある、とにかく無数にあるたくさんのビリーフを変えると、今の自分から変われるんじゃないか?と思うことが起こります。
うまくいかないのは、自分の持つビリーフのせい。
それに気づくと、じゃあ変わろう、ビリーフを捨てよう。
と思うのは、自然な流れですよね?
ところで、ビリーフって簡単に変わる、捨てられるものなんでしょうか?
答えはとってもシンプルです。
街を歩くと、手をあげて横断歩道を歩く子どもがいますよね。
この子たちは、一生手をあげて渡ると思いますか?
手をあげているうちは、「信号を渡るときは手をあげるもの」という信念を持っています。
なぜそういう信念を持つかといえば、そう教わるからです。
ところが多くの子どもが、どこかの時点で手をあげることを止めます。
それは、信念が変わるからです。
- 手をあげたら、友達に笑われた
- 手をあげている人が少ないと知った
- 手をあげても、クルマは止まってくれないと悟った
いろんなきっかけで、その信念がガラっと変わります。
その結果、手をあげなくなる子はたくさんいますよね。
その変化に、苦痛や努力があったでしょうか?
それは違う、と想像できるはず。
つまり、信念を変えるのに、苦痛や努力が伴うと感じるのは、それすらも思い込み、という信念なんですね。
あなたが抱えている問題を解決するために、信念を変えないといけないと思うけど、「きっと、大変なことなんだろう」と思う必要はないのかもしれません。
それよりも大事なことは、信念がすり替わるための何かが必要だということ。
つまり自分が受け入れられる、新しい考え方を持てばいいんですね。
その新しい考え方を受け入れたくない、と感じる。
つまり、本当は変わりたくない、と感じるところがあれば、信念を変えることは、むずかしい。
その葛藤をくずすのが、たとえばNLPではリフレーミングが必要なんですね。
要らない信念、自分の役に立ってない信念に気づき、もう要らない!と思えるために、とっても重要です。
