ケーニッヒスヴィンター Königswinter  | 私の小庭 Mein kleiner Garten

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四季の植物と旅日記

7月31日(水)🌥️


今日はドイツの最終日なので、ずっと前から気になっていたドラッヘンブルク城へ行きました。

ドイツ鉄道(DB)のケーニヒスヴィンターからドラッヘンフェルス鉄道までは10分ほど歩きます。


一輌のかわいい登山電車は、ドイツ最古の歯車鉄道です。


1883年から蒸気機関車、1953年から電気鉄道車輌となりました。全長1520メートルのルートで標高289メートルまで走ります。


ドラッヘンフェルス駅




ライン川


薄雲と霧が出てましたが、すばらしい眺めです。




こちらがドラッヘンフェルス城の3階建ての天守閣の遺跡です。ドラッヘンはドラゴン、フェルスは岩盤という意味です。


1138年以降にケルン大司教アルノルドによって着工され、1167年ごろ完成しました。


海抜321メートル


ぶどう畑もあります。



カフェレストラン


普段はほぼ飲みませんが、特別なときは少し。ビールは何種類かありましたが、私はケルンのを注文しました。朝食をしっかり食べたので、お昼過ぎてもあまり空腹感がなくて何も食べずに。ビアレストラン(酒場)のケルシュはもっとグラスが小さい200mlですが、こちらは一回り大きめでした。あまり苦くなくて飲みやすいです。


そしてまたこの電車に乗り、中間駅のドラッヘンブルクで下車。お城をさっくり見学しました。


1882 年から 1884 年にかけて建てられたドラッヘンブルク城は、ライン中流にある城と宮殿の中で最も新しいものです。


いつも細かい事前調査はせずに訪問するので驚くこともあるのですが、今回は特にすごい。


ステンドグラスがすばらしいです。


今まで教会やお城をたくさん見てきた中で、ある意味一番きれいでした!


理由は、窓が低い位置にあるので間近に見れることと、写実的な絵柄で色彩も豊富、とても精密に作られています。機会があったらまたじっくり見たいステンドグラスです。


窓が開け放たれて、景色との融合を楽しめます。




大規模な修復を経て、訪問者は改装された部屋で 19 世紀後半の生活文化を体験できます。


庭園も丁寧に手入れされています。


広大な景観庭園






お城自体は大きくありませんが、外観も中も素敵なデザインです。


そしてドラッヘンブルク駅から下の駅まで戻り、


ドイツ鉄道に乗り換えました。16時過ぎ、コブレンツでお腹がすいてきたので、駅構内のお店で「ケーゼクライナー」という長いソーセージを小さいパンに挟んだものと、カットフルーツを買いました。

ポークかビーフか、マークで表示されていて分かりやすいです。そしてフランクフルト空港行きの電車内で早めの夕食にしました。ケーゼはチーズ。細かく刻んだものが練り込まれています。クライナーは地名Krainからで、現在のスロベニアに由来します。オーストリアでは一般的なこのソーセージ、私は今回が初めてでしたが皮がパリッとして、ジューシーで程よい香辛料がとてもおいしいです。車窓からライン川沿いの景色を楽しみながら、最高です。

1353から1388年にトリーア大司教ベームント2世によって建てられたネズミ城↑


1327年、通行税徴収のために中洲に建てられたプファルツ城↓

ライン川中流にはたくさん古城がありますが、眺望とお城の美しさ、歴史ある歯車鉄道など見所が多く、観光協会の方との会話も楽しく、別れ際には手を振ってくれて、ケーニヒスヴィンターからドラッヘンフェルスのルートをドイツ最後の訪問地に選んで良かったと思いました。




今日の植物🪴

Pflanzen des Tages    

ツルニチニチソウ

Immergrün


お読みいただき

ありがとうございました。

では、また。

Vielen Dank fürs Lesen.

 Bis bald!