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クリームチーズ🧀は、ケーキの材料やサンドイッチなど、さまざまな料理に使える便利な食材ですよねー(●´ω`●)
でも、冷蔵庫から出したばかりのクリームチーズは固くて塗りにくかったり、混ぜにくかったりしますよね
常温に戻して柔らかくする方が多いと思いますが、その際に気を付けなければならないのが、戻す時間です
クリームチーズは乳製品なので、常温で置き過ぎると傷んでしまう可能性があるんです。今回は、クリームチーズの常温に戻す時間の目安や、時短する方法、弁当に入れる場合の注意点、腐ったときの見分け方などを詳しく解説します。
クリームチーズを常温に戻す時間の目安は
夏場は30分~40分程度、冬場は3~4時間
クリームチーズを常温に戻す時間は、季節や室内の温度によって変わります。
一般的には、
・夏場は30分~40分程度
・冬場は3~4時間程度
が目安です。
この時間は、クリームチーズが指で押して簡単に凹むくらいの固さになるまでの時間です。この固さならパンに塗ったり、ケーキを作る際に混ぜ込むのにちょうどいい固さと言えます
ただし、この時間はあくまで目安なので、時々触って確認をしてみましょう。室内が暖かかったり、冷蔵庫の温度が高かったりすると、戻る時間が短くなる場合があります。
逆に、室内が寒かったり、冷蔵庫の温度が低かったりすると、戻る時間が長くなる場合があります。また、クリームチーズの量や形状によっても、戻る時間が異なります。
クリームチーズを常温に戻す方法
クリームチーズを程よい柔らかさに戻す方法は、
・常温に置いて自然に戻す方法
・電子レンジを使って強制的に戻す方法
の2つです
どちらもメリットとデメリットがありますので、自分の好みや状況に合わせて選んでくださいね(*^-^*)
常温に置いて自然に戻す方法
常温に置いて自然に戻す方法は、特に何もしなくてもいいので簡単です。ただし、時間がかかるので、使いたい1~2時間前には常温に出しておく必要があります。また、季節や室温によっても戻り具合が変わりますので、目安として次の時間を覚えておいてください。
- 夏場:30分~40分程度
- 冬場:3~4時間程度
これはあくまでも目安ですので、最終的には手で触って確認することが大切です。外側が柔らかくなっても中が冷たい場合は、もう少し放置しておきましょう。
電子レンジを使って強制的に戻す方法
電子レンジを使って強制的に戻す方法は、時間が短縮できるので便利です
しかし、やりすぎると溶けてしまったり爆発したりする危険がありますので、注意が必要です。
基本的なやり方は、耐熱ボウルに入れたり、ラップに包んだりしたクリームチーズを、500wの電子レンジで15秒ずつ様子を見ながら温めていくというものです。
量が多ければ最初に30秒~1分くらいかけ、少なければ10秒ずつ慎重に温めてください。ゆっくりと何回かに分けて戻しましょう。
電子レンジで戻す際に気を付けておきたいポイントは、次のようなものです。
◆ 溶かしすぎないこと ◆
クリームチーズは55℃前後で溶けだします。一度生クリームのような状態まで溶けてしまうと、冷蔵庫で冷やしても固まりが弱くなってしまうので、溶かしすぎないように気をつけましょう。
◆ 爆発しないように注意する ◆
高いワット数で一度に長く温めすぎると、クリームチーズが爆発してしまいます。一回で丁度いいかたさに戻そうとせず、何回かに分ければ爆発も回避できます。火傷にはくれぐれも注意しましょう。
クリームチーズを常温に戻際の
時短テクニック
常温に戻す場合、早く戻りやすくするためにできることがあります。少しでも時短したい場合には、試してみてください。
常温に戻す時短のコツは、次のようなものです。
包丁で小さいサイコロ状にカットする
箱に入っている大きい塊のままだと、中心の部分が柔らかくなりにくいのです。小さくカットしてあげると、外の空気の温度に触れる面積が増えて、早くムラなく柔らかくなります。
包丁で薄くスライスして広げる
これも先ほどと同じ理由で、薄くスライスして並べておくと、早く柔らかくなります。クリームチーズが冷蔵庫から出してすぐの冷たい状態なら、程よい硬さで包丁にもくっつきにくく、スライスもやりやすいです。
ラップに包んで綿棒などで薄く延ばす
これも、塊の大きさが大きければ大きいほど、外側が柔らかくなっても中心が冷たいままということがあります。そこで、ラップに包んで綿棒などで叩いたり転がしたりして薄く伸ばしてあげると、早く均一に柔らかくなります。時短にもなるので、おすすめです。
クリームチーズが傷んでいるかを見分ける方法
クリームチーズは、基本的には冷蔵で保管する食材です。常温に置きすぎてしまうと、腐ってしまったりカビが生えてしまったりする危険もあります。
安心安全に食べられるように、常温に出しておける最大時間の目安は、次の時間を参考にしてみてください。
- 夏場:最大5時間程度
- 冬場:最大12時間程度
常温に戻すために2時間や3時間出しておく程度なら、腐る心配はないかもしれませんが、それを何度も繰り返したりしていると、少しずつ菌がついてカビていったり、そのカビがどんどん繁殖したりと、お腹を壊してしまう原因にもなってしまうので注意が必要です。
カビが生えたり、腐ったりする危険性があるので、
「常温に戻したり冷蔵庫に入れたりを何度も繰り返す」というのはあまりお勧めできません。
もしもうっかり冷蔵庫に入れ忘れていたり、1日以上常温に放置しすぎていた場合は、しっかり状態を確認してから使いましょう。特にレアチーズケーキのような加熱しないお菓子なら特に注意したいところです。
お腹が痛くなったり、食中毒になったりしないように、使う前にしっかり確認してから使うようにしましょう。クリームチーズが腐ったときの見分け方は次のポイントを参考にしてみてください
◆ 見た目でチェックする ◆
クリームチーズが腐ると、粘り気が出たり、カビが生えたりします。カビは、白や青、緑などの色で見えることが多いですが、中には見えないカビもあります。見た目で怪しいと思ったら、食べない方が無難です。
◆ 匂いでチェックする ◆
クリームチーズが腐ると、アンモニア臭のようなにおいがします。チーズ本来のにおいではなく、ツンとした異臭を感じたら、食べない方が良いでしょう。
◆ 味でチェックする ◆
クリームチーズが腐ると、強い酸味や刺激を感じます。少しでも違和感があったら、食べない方が安全です。他の食材と混ざると味がわかりにくくなるので、必ず混ぜる前にチェックしましょう。
クリームチーズをお弁当に入れるときの注意点
クリームチーズは、サンドイッチに挟んだり、サラダに入れたりと、お弁当に入れることもありますよね
でも、クリームチーズは乳製品なので、室温の高い場所にお弁当を置くと傷む可能性が高くなります。クリームチーズが傷むと、健康に悪影響を及ぼすこともあります。
クリームチーズをお弁当に入れるときの注意点をまとめてみたので、参考にしてみてくださいね
夏場はクリームチーズを弁当に詰めるのは避けるのがベター
夏場は気温が高く、クリームチーズが傷みやすいです。特に、直射日光の当たる場所や、車の中などは、温度が上がりやすいので注意しましょう。
どうしても夏場にクリームチーズをお弁当に入れる場合は、冷凍した状態でお弁当に詰めて、解凍しながら食べるという方法もありますが、味や食感が変わってしまうことがあります。
冷凍すると、クリームチーズの水分が結晶化して、ぱさぱさになったり、溶けたりするため、冷凍する場合はクリームチーズの量を少なめにしたり、他の食材と混ぜたりして、味や食感を調整しましょう。
保冷剤などを使って保冷対策をする
保冷剤や保冷バッグなどを使ってお弁当の温度を下げることで、クリームチーズの鮮度を保つことができます。また、お弁当を食べる前に、クリームチーズの部分をよく確認してから食べましょう。
他の食材と分けていれる
クリームチーズは、他の食材と混ざると、味や色が変わったり、傷みやすくなったりします。特に、水分の多い食材や、酸味の強い食材とは、別の容器に入れると良いでしょう。
クリームチーズを弁当に入れるときの注意点を守れば、美味しく安全に食べることができます。
まとめ
クリームチーズは、常温に戻すと柔らかくて使いやすくなりますが、戻す時間は季節や室内の温度によって異なります。
・夏場は30分~40分程度
・冬場は3~4時間程度
が目安ですが、時々触って確認をしましょう。
急いで常温に戻したい場合は、電子レンジで15秒ずつ加熱すると便利ですが、加熱しすぎないように注意しましょう。
クリームチーズを弁当に入れる場合は、夏場は避けるか、冷凍しておくと良いです。それ以外の時期でも、保冷剤や保冷バッグを使って温度を下げると良いです。
クリームチーズが腐ったときは、見た目やにおいや味でチェックして、食べないようにしましょう。クリームチーズの常温に戻す時間について、詳しく解説しました。クリームチーズを美味しく使うために、ぜひ参考にしてくださいね