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親子丼をお弁当に入れるときの注意点
親子丼をお弁当として持って行く際に気を付けたほうがいいのが
・汁気をなくす
・卵にはしっかり火を通す
この2つです
汁気をなくす
親子丼は出汁のたっぷりのツユが美味しいものですが、お弁当のように作ってから食べるまでに時間がかかるものは、とにかく傷ませないように予防することが何より大事です。
水分が多いと細菌の繁殖に繋がるだけでなく、汁漏れしたときに他のおかずにまで細菌が広がってしまうこともあります
親子丼は出汁で玉ねぎや鶏肉を煮て仕上げに卵でとじる作り方が一般的ですが、お弁当用は汁気が出ないように作りましょう。
具体的には、以下のような手順で作ります。
- フライパンで鶏肉を皮目から炒める
- 鶏肉にある程度火が通ったら玉ねぎを入れて透き通るまで炒める
- 醤油やみりん、めんつゆなどで味付けして軽く煮込む
- 卵を加えてしっかり火を通す
出汁の水分で煮込まず、炒めて火を通すことで汁気のないお弁当向きの親子丼に仕上げることができます。
出汁がない分、調味料はめんつゆや白だしなど液体のもののほうがいいでしょう。
また塩分や砂糖などしっかりきかせることで食べ物は傷みにくくなると言われています。
汁気をなくす作り方だと通常の親子丼より味が濃い目に仕上がるので、お弁当にもぴったりですね(●´ω`●)
卵にはしっかり火を通す
親子丼の人気のポイントであるトロトロの卵ですが、こちらもお弁当にする場合はしっかりと火を通しましょう。
卵は割った瞬間からどんどん鮮度が落ちていきます。調理してすぐに食べる場合なら生でも半熟でも構いませんが、お弁当のように作ってから食べるまでに時間があく場合は最悪食中毒の危険性もあるのでしっかり火を通すことが前提です。
親子丼の場合も卵を回しいれてから卵が固まるまで火を通しましょう。
途中でフライパンの中を菜箸などでぐるぐる混ぜると卵に早く火が通りますよ
卵にしっかり火を通すことで、卵の鮮度を保ち、食中毒のリスクを減らすことができます。
親子丼をお弁当にするときの詰め方のポイント
親子丼ができたらお弁当箱につめますが、ここでも「水分を出さない」ことがポイントになります。
親子丼をお弁当にするときの詰め方のポイントは、以下の2つです。
- おかずは別の容器に入れて持って行く
- 夏場など特にお弁当が傷みやすくなる時期はご飯と具材を分けて持って行く
おかずは別の容器に入れて持って行く
親子丼から出る汁気、またはおかずから出る汁気がお互いにつかないようにするためにおかずは別容器に入れて持って行くのが安心です。どうしても同じお弁当箱に入れる場合は、仕切りを使って親子丼とおかずが触れないようにしましょう。
おかずは別容器に入れることで、親子丼の味や食感を損なわずに楽しむことができます。おかずの種類によっては、親子丼と相性の良いものを選ぶとより美味しくなります。
◆ 親子丼に合う副菜 ◆
親子丼は甘辛い味付けなので、さっぱりとしたおかずや酸味のあるおかずが合います。
・きゅうりの酢の物
・ひじきの煮物
・ほうれん草の胡麻和え
・なます
・かぼちゃの煮物
などは、親子丼の味を引き立てるとともに、栄養バランスも良くなります。
お弁当が傷みやすい時期はご飯と具材を分けて持って行く
ご飯の上に具材をのせるどんぶりは、汁気を少なくしたとしてもどうしても時間がたつと水分が出てきます。夏場など気温が高くなり、お弁当が傷みやすくなる時期は、ご飯と具材を分けて持って行くことをおすすめします。
食べるときにご飯の上に具材をのせて食べましょう
ご飯と具材を分けて持って行くことで、以下のメリットがあります。
・汁気がご飯にしみ込まず、べちゃべちゃにならない
・汁気がご飯に触れないので、傷みにくくなる
・ご飯と具材の量を自分で調節できる
ご飯と具材を分けて持って行く場合は、以下のような方法があります。
・ご飯と具材を別々のお弁当箱に入れる
・ご飯と具材を同じお弁当箱に入れるが、仕切りやラップで隔てる
・ご飯と具材をそれぞれジップロックに入れる
どの方法でも、食べるときにはご飯の上に具材をのせて、親子丼にするだけで美味しかったく食べることができますよー
熱々の親子丼を持って行きたいときは
『スープジャー』がおすすめ
熱々の温かいスープを入れて、お昼に温かいまま食べられるスープジャーが最近は流行っていますよね
実は、親子丼をお弁当として持って行くときにもスープジャーはめちゃくちゃ便利なんです(*'▽')
お弁当箱に親子丼を入れて持って行くと、冷めてしまって傷んでしまうことがありますが、スープジャーは温かさを保つ効果があるので、親子丼が傷まないで、温かいまま食べられます
スープジャーに親子丼を入れるときは、作ったばかりの温かいものを入れましょう。
菌が増えるのは30~40℃の温度だと言われています。
作ったばかりの親子丼をスープジャーに入れて温めておくと、高温を維持するので傷まないのです。
スープジャーはだいたい6時間くらい温かさを保ちます。
まとめ
親子丼は家庭でよく作られる定番の丼物ですが、お弁当として持って行くこともできます
ただし、親子丼は水分や卵が多く、傷みやすい食品なので、お弁当にする場合はいくつかのポイントに注意しなければなりません。
親子丼をお弁当にするときのポイントは、以下の通りです。
- 汁気をなくす
- 卵にはしっかり火を通す
- おかずは別の容器に入れて持って行く
- 夏場など特にお弁当が傷みやすくなる時期はご飯と具材を分けて持って行く
これらのポイントを守れば、親子丼をお弁当に持って行くことができます。
ランチタイムに美味しい親子丼を楽しんでくださいね