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麻婆豆腐に使う挽き肉の種類は何でもOK!
麻婆豆腐に使う挽き肉といえば、豚ひき肉が定番ですが、実は他の種類の挽き肉でも問題なく作れます。合い挽き肉や牛ひき肉、鶏ひき肉など、冷蔵庫にあるもので気軽に試してみましょう
合い挽き肉は、牛肉と豚肉の割合によって味やコクに違いが出ます。牛肉の旨みと豚肉の甘みがバランスよく混ざり合って、麻婆豆腐にぴったりです。ジューシーさや柔らかさも、豚ひき肉と牛ひき肉の中間くらいで、食べやすいですね。
牛ひき肉は、肉の味が濃くて風味があります。水分と脂は少なめで、食感は硬めです。麻婆豆腐に使うと、辛さと旨みが強調されて、リッチな味わいになります。麻婆豆腐の本場中国でも、牛肉を使って作る地域があるそうですよ
鶏ひき肉は、あっさりとした味わいで、カロリーも低めです。コクと旨みはスッキリしていますが、決して物足りなくはありません。麻婆豆腐に使うと、さっぱりとした仕上がりになります。鶏ひき肉には、もも肉や胸肉、皮ありや皮なしといった種類がありますが、もも肉の方がコクがあっておすすめです。
どの種類の挽き肉でも、麻婆豆腐の調理法は同じです。挽き肉を炒めて、豆板醤や甜麺醤などの調味料と水溶き片栗粉を加えて煮込みます。最後に豆腐を入れて、沸騰させないように弱火で温めます。仕上げに花椒やねぎを散らして完成です。
挽き肉の種類によって、味や食感が変わるので、自分の好みに合わせて楽しんでくださいねー
麻婆豆腐に合わせるコツは?
挽き肉の特徴を活かす方法
麻婆豆腐に使う挽き肉の種類は何でもいいと言いましたが、それぞれの特徴を活かすためには、少し工夫が必要です。ここでは、挽き肉の種類に合わせたコツをご紹介します。
豚ひき肉
豚ひき肉は、脂が多くてジューシーなので、麻婆豆腐にもよく合います。ただし、脂が多すぎると油っぽくなってしまうので、注意が必要です。
豚ひき肉を選ぶときは、赤身と脂身のバランスがよいものを探しましょう。また、炒めるときは強火でさっと炒めて、余分な脂を落としてください。そうすると、麻婆豆腐の辛さと旨みが引き立ちます。
牛ひき肉
牛ひき肉は、肉の味が濃くて風味がありますが、水分と脂は少なめです。そのため、麻婆豆腐に使うと、少しパサパサした感じになることがあります。
牛ひき肉を選ぶときは、脂身が少し入っているものを選びましょう。また、炒めるときは中火でじっくりと炒めて、肉の旨みを引き出してください。そうすると、麻婆豆腐のコクと風味が増します。
鶏ひき肉
鶏ひき肉は、あっさりとした味わいで、カロリーも低めですが、脂も少ないので、麻婆豆腐に使うと、味が薄くなることがあります。
鶏ひき肉を選ぶときは、皮が入っているものや、もも肉のものを選びましょう。また、炒めるときは弱火で時間をかけて炒めて、肉の水分を飛ばさないようにしてください。そうすると、麻婆豆腐のさっぱりとした味わいが楽しめます。
麻婆豆腐をひき肉以外でアレンジする方法は?
おすすめの食材とレシピ
麻婆豆腐は、ひき肉以外の食材でもアレンジできます
ひき肉がないときや、ひき肉が苦手な人にもおすすめの方法です。ここでは、ひき肉以外の食材をご紹介します。
きのこ類
シメジ、シイタケ、えのき、マイタケ、エリンギ、マッシュルームなど、好きなきのこを使って麻婆豆腐を作ってみましょう。きのこは肉の代わりになるだけでなく、独自の旨みや食感も麻婆豆腐にプラスしてくれます。
きのこは水分が多いので、炒めるときは強火でさっと炒めてください。また、きのこの種類によっては、水溶き片栗粉の量を調整する必要があります。きのこ類だけで作る場合は、ひき肉の半分の量の水溶き片栗粉で十分です。
ソイミート
ソイミートは大豆から作られた肉の代用品で、見た目もひき肉に似ています。食感も肉に近く、カロリーやコレステロールも低いので、健康に気をつける人にもおすすめです。
ソイミートは味がないので、麻婆豆腐に使うときは、事前に調味料で味付けしておくとよいでしょう。しょうゆや酒、砂糖、にんにくなどでマリネしておくと、肉のような旨みが出ます。
ソイミートは水分が少ないので、炒めるときは中火でじっくりと炒めてください。また、水溶き片栗粉の量はひき肉と同じくらいで大丈夫です。
我が家では、乾燥タイプのソイミートを使ってます
常温保存なので冷蔵庫を圧迫しないし、茹でるだけで簡単に使えるので便利です
ハンバーグなどに混ぜ込んでも美味しいですよー(*'▽')
薄切り肉
豚バラや豚こまなどの薄切り肉でも麻婆豆腐が作れます。薄切り肉はひき肉よりも肉感が強く、食べ応えがあります。また、薄切り肉は水分が少ないので、炒めるときは強火でさっと炒めてください。
薄切り肉は量が多くなりがちなので、水溶き片栗粉の量も増やしてください。薄切り肉の量によっては、水溶き片栗粉の量をひき肉の2倍にすることもあります。
魚介類
肉が苦手な人やベジタリアンの人には、肉以外の食材で麻婆豆腐を作るのも一つの方法です。シーフードミックス、ホタテ、ツナなどの食材を使っても、麻婆豆腐の辛さと旨みが楽しめます。
これらの食材は水分が多いので、炒めるときは強火でさっと炒めてください。また、水溶き片栗粉の量はひき肉の半分の量で十分です。
まとめ
麻婆豆腐は、ひき肉の種類によっても味や食感が変わってきます。豚ひき肉だけでなく、合い挽き肉や牛ひき肉、鶏ひき肉でも美味しく作れることを知って、もっと自由に楽しんでみませんか?
麻婆豆腐は、挽き肉の種類や特徴を活かすコツを覚えれば、さまざまなバリエーションが楽しめるメニューです。ぜひ、自分の好みに合わせて、麻婆豆腐を作ってみてくださいね