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すき焼きを食べた後、鍋に残った汁はお野菜やお肉、きのこなどのお出汁がふんだんに含まれているので、捨ててしまうのはもったいないですよね
実は、すき焼きの残り汁は次の日も美味しく食べられるんです
しかも、保存方法やアレンジレシピによって、さまざまな味わいを楽しめます。
この記事では、すき焼きの残り汁の保存方法と賞味期限、おすすめのアレンジレシピをご紹介します。すき焼きの残り汁を上手に活用して、おいしい一品を作りましょう( *´艸`)
すき焼きの残り汁の
保存期間の目安
すき焼きの残り汁の、冷蔵・冷凍・常温の3つの方法での保存期間の目安をご紹介しますそれぞれの方法にはメリットとデメリットがありますので、自分の状況に合わせて選んでください。
冷蔵保存は2~3日が目安
冷蔵保存は、すき焼きの残り汁の中でも最も一般的な方法です。冷蔵庫に入れておけば、2~3日程度は美味しく食べられます。ただし、この期間はあくまで目安であり、季節や具材によって変わります。汁の状態や匂いに違和感があったら、食べるのはやめましょう。
冷蔵保存の方法は、
・鍋のまま冷蔵庫に入れる
・タッパーなどに移して冷蔵庫に入れる
かの2通りがあります。
鍋のままでも大丈夫ですが、タッパーに入れて密閉すると、汁が酸化しにくくなります。また、面倒でなければ、1日1回火を通すと、さらに日持ちが良くなります。
冷蔵保存の場合、余っていたお肉や野菜が硬くなってしまうことがあります。その場合は、再加熱するときに少し水を足して柔らかくしてください。冷蔵保存は、すき焼きの残り汁を早めに食べたいときにおすすめです。
冷凍保存は1カ月が目安
冷凍保存は、すき焼きの残り汁を長期間保存したいときにおすすめです。冷凍庫に入れておけば、1カ月程度は美味しく食べられます。ただし、冷凍するときには、具材と汁を分けるか、一緒にするかを考えましょう。
◇ 具材と汁を分ける場合 ◇
具材と汁を分ける場合は、ジップロックなどに入れて空気を抜いてから冷凍します。分ける理由としては、具材が汁を吸いすぎて味が薄くなるのを防ぐためです。また、冷凍するときには、汁を少し減らしておくと、解凍するときに水っぽくならないで済みます。
◇ 具材と汁を一緒にする場合 ◇
具材と汁を一緒にする場合は、タッパーなどに入れて密閉してから冷凍します。キノコ類や野菜などにもっと汁を染み込ませたいときにおすすめです。ただし、冷凍するときには、以下の具材には注意が必要です。
- 糸こんにゃく…冷凍するとゴムのような食感になってしまいます
- 焼き豆腐…冷凍するとスポンジのようなボソボソした食感になってしまいます
これらの具材は、食べきるか、余ってしまったら冷蔵保存にすると良いですね。
冷凍保存の場合、解凍するときには、鍋に入れて弱火で温めるか、レンジで加熱するかのどちらかがおすすめです。直接強火で煮ると、汁が分離したり、具材が崩れたりすることがあります。冷凍保存は、すき焼きの残り汁をストックしておきたいときにおすすめです。
我が家で冷凍保存をするときに使用しているのが『タイボ』というメーカーの保存容器です
ガラス製なのですが、冷凍や蓋をしたままの電子レンジもOKで、蓋以外は食洗器でもガンガン洗えますパッキンも取り外して洗えるので、衛生的でとっても使いやすいです(*'▽')
常温保存は半日~翌日の昼頃まで
常温保存は、すき焼きの残り汁を翌朝食べたいときに便利です。冷蔵や冷凍の手間が要らず、そのまま鍋にかけて温めるだけで食べられます。ただし、常温保存はあまり長くは持ちません。半日~翌日の昼頃までが目安です。必ずよく加熱してから食べるようにしてください。
特に夏の暑い時期などは、雑菌が繁殖しやすく、食中毒などにも繋がります。できるだけ冷蔵・冷凍するのが望ましいです。常温保存は、すき焼きの残り汁をすぐに食べたいときにおすすめです。
すき焼きの残り汁で作れるアレンジレシピ
すき焼きの残り汁は、アレンジレシピで別の一品にすることもできます。
ここでは、すき焼きの残り汁で作れる雑炊と肉じゃがのレシピをご紹介します。どちらも、すき焼きの残り汁の味が活きて、満足感のある料理になりますよ
雑炊
雑炊は、すき焼きの残り汁にご飯と卵とねぎを加えて煮るだけでできる、簡単なアレンジレシピです。具材が残っていなくても、ご飯さえあれば作れます。
すき焼きの残り汁の甘辛い味と卵のとろみが絶妙に合います。ねぎの香りも食欲をそそりますよー(*'▽')
雑炊の作り方は以下の通りです。
- すき焼きの残り汁を鍋に入れて火にかけます。
- 鍋の中にご飯を入れます。汁の中で十分ほぐれる程度が目安です。
- 沸騰したら溶き卵を回し入れます。
- 蓋をして弱火~中火で待ち、卵が固まるまで待ちます。
- 最後にねぎを散らして完成です。
お好みで七味をかけて食べても美味しいですよ
肉じゃが
肉じゃがは、すき焼きの残り汁にお肉とじゃがいもとにんじんと玉ねぎを加えて煮るだけでできる、しっかりしたアレンジレシピです。
次の日の夕飯にも最適ですね
すき焼きの残り汁で肉じゃがができたらラクチンでいいですよね(*ノωノ)
肉じゃがの作り方は以下の通りです。
- じゃがいも、にんじん、玉ねぎを切り、お肉と一緒に炒めます。
- ①で炒めたところにすき焼きの残り汁とだし汁を入れます。濃さは水で調整してください。
- 中火で20分程煮込み完成です。
すき焼きの残り汁の甘辛い味がお肉と野菜に染み込んで、とても美味しいですよ
まとめ
すき焼きの残り汁は、捨てるのではなく、保存方法やアレンジレシピで再利用することができます。冷蔵・冷凍・常温の3つの方法で保存できますが、それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分の状況に合わせて選んでください。
また、雑炊や肉じゃがなどの簡単でおいしいアレンジレシピもご紹介しました。すき焼きの残り汁を上手に活用して、おいしい一品を作りましょう。