鯖の皮は食べるべきなのか、残すべきなのか?
鯖を食べるときに疑問に思うことが私はよくあります
実は鯖の皮には驚くべき栄養素がたっぷり含まれているのですが、生臭さやヌルヌル感が苦手で食べられない方も結構いますよね
そこで、この記事では鯖の皮に含まれる栄養素の種類と効果、そしておいしく食べる方法をご紹介します。鯖の皮を残さず食べることで、美容や健康に役立つことができますよー(●´ω`●)
鯖の皮にはどんな栄養素が含まれているの?
鯖の皮には、身の部分よりも多くの栄養素が含まれています。
特に、ビタミンや不飽和脂肪酸、コラーゲンなどの女性に嬉しい成分が豊富なんです
ビタミンが豊富
鯖の皮には
・ビタミンA
・ビタミンB2
・ビタミンD
などのビタミンが豊富に含まれています
これらのビタミンは、
・お肌や粘膜の健康を維持
・エネルギー代謝を促進
・骨や免疫力を強化する
などの効果があります
特にビタミンB2は、鯖の背からしっぽにかけて多く含まれているので、皮ごと食べることで効率的に摂取することができます。ビタミンB2は、鯖の脂質をエネルギーに変える働きもあるので、ダイエットにもおすすめです
不飽和脂肪酸がたっぷり含まれている
鯖の皮には、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸がたっぷり含まれています。
これらの不飽和脂肪酸は、私たちの身体では作ることができないので、食事から摂る必要があります。
EPAやDHAには、
・血液をサラサラにする
・脳の働きを活性化する
・認知症の予防に効果がある
とも言われています。
また、抗炎症作用もあるので、アレルギーや関節痛の改善にも役立ちますよ
鯖の皮にはコラーゲンや亜鉛も含まれる
鯖の皮には、コラーゲンや亜鉛も含まれています。
コラーゲンは、お肌のハリや弾力を保つだけでなく、関節や骨の健康にも重要な成分です。コラーゲンは加齢とともに減少するので、積極的に補給することが必要です。
亜鉛は、味覚を正常に保つだけでなく、免疫力や代謝にも関係するミネラルです。亜鉛は鯖の背側の黒い部分に多く含まれているので、皮ごと食べることで効率的に摂取することができます。
鯖の皮のおいしい食べ方
鯖の皮には、たくさんの栄養素が含まれていることが分かりましたが、生臭さやヌルヌル感がどうしても苦手!!という方もいると思います
そこで、鯖の皮をおいしく食べる方法をご紹介します。
生姜や揚げ物、煮つけなどの工夫で、鯖の皮の風味や食感を変えることができますよよ( *´艸`)
生姜で生臭さを消す
鯖の皮には、トリメチルアミンという物質が含まれています。これが酸化すると、魚特有の生臭さを発生させます。この生臭さを消すには、生姜が効果的です。
生姜には、ショウガオールという成分が含まれています。これがトリメチルアミンと反応して、無臭化する働きがあります。生姜を鯖の皮に擦り込んだり、下味に加えたりすることで、生臭さを消すことができます。
揚げ物でパリパリにする
鯖の皮には、コラーゲンやエラスチンというタンパク質が含まれています。これらが加熱されると、ヌルヌルした感じになります。このヌルヌル感を消すには、揚げ物が効果的です。
揚げ物にすると、皮の表面がパリパリになります。油の温度は170度~180度が適温です。竜田揚げやムニエルなどの揚げ物にすると、鯖の皮の食感を楽しむことができます。
煮つけで味付けする
鯖の皮には、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸が含まれています。これらは酸化しやすいので、鮮度が落ちると魚臭さが強くなります。この魚臭さを消すには、煮つけが効果的です。
煮つけにすると、甘辛いタレが鯖の皮に染み込みます。酢や酒などの酸味も加えると、魚臭さを和らげることができます。煮つけにすると、鯖の皮の風味を変えることができます。
まとめ
鯖の皮には、ビタミンや不飽和脂肪酸、コラーゲンや亜鉛などの栄養素がたくさん含まれています。これらの栄養素は、美容や健康に役立つことができます。
しかし、鯖の皮には生臭さやヌルヌル感があって食べられない方も多いのではないでしょうか?そこで、生姜や揚げ物、煮つけなどの工夫で、鯖の皮をおいしく食べる方法をご紹介しました。
鯖の皮を残さず食べることで、美容や健康に役立つことができますよ
ぜひ試してみてくださいね!(^^)!