冷凍エビは、使い勝手がよくて便利な食材ですよねー
でも、解凍の仕方によっては臭みが出たり、身が縮んだりしてしまうんです
そこで今回は、冷凍エビを美味しく解凍する方法や解凍の際に気をつけたいポイントや、料理にするときのコツをご紹介します
冷凍エビを上手に扱って、おいしい料理を作りましょー( *´艸｀)
冷凍エビの美味しい解凍方法4選！
塩水や氷水、重曹水などの効果とは？
冷凍エビを美味しく解凍するには、以下の4つの方法がおすすめです。
それぞれの方法の特徴やメリットをご紹介しますね
塩水で解凍
塩水で解凍する方法は、冷凍エビの臭みを取り除き、身を引き締める効果があります。水に対して3％の塩を溶かした塩水を用意し、冷凍エビを入れて解凍しましょう。
解凍にかかる時間は、エビの大きさや量によって異なりますが、目安としては10～15分程度です。塩水で解凍したエビは、そのままサラダやマヨネーズ和えなどに使えますよー
氷水で解凍
氷水で解凍する方法は、冷凍エビの水分を逃がさず、プリプリの食感を保つ効果があります。ファスナー付きの保存袋に冷凍エビを入れて空気を抜き、大きめのボウルにたっぷりの氷水を張り、保存袋を沈めて解凍しましょう。
解凍にかかる時間は、エビの大きさや量によって異なりますが、目安としては15～20分程度です。氷水で解凍したエビは、そのまま刺身やカルパッチョなどに使えます
冷蔵庫で解凍
冷蔵庫で解凍する方法は、冷凍エビのドリップを出さず、風味を損なわない効果があります。使う分の冷凍エビをバットや皿に入れてラップをかけ、冷蔵庫で解凍しましょう。
解凍にかかる時間は、エビの大きさや量によって異なりますが、目安としては半日～1日程度です。冷蔵庫で解凍したエビは、そのまま炒め物や揚げ物などに使えます
重曹水で解凍
重曹水で解凍する方法は、冷凍エビの臭みを取り除き、身をふっくらさせる効果があります。冷凍エビ8尾に対して、水500ml、重曹大さじ2くらいの重曹水を作り、冷凍エビを入れて解凍しましょう。
解凍にかかる時間は、エビの大きさや量によって異なりますが、目安としては10～15分程度です。重曹水で解凍したエビは、そのまま天ぷらや唐揚げなどに使えます。
※重曹は掃除用ではなく、あく抜きなどで使用する食用のものを使ってください
我が家で使用してるのはこの重曹↓
口に入るものなので、国産で食品に添加する公定規格を通ったものを使用してます魚介の解凍のほか、あく抜きやカップなどの茶渋落としにと色々使ってます
冷凍エビの解凍には注意！
流水やレンジはNG、汚れが気になるときは片栗粉を使おう
冷凍エビを解凍するときには、以下の3つの注意点に気をつけましょう。
間違った解凍方法をすると、冷凍エビの品質や味が落ちてしまいます(´・ω・)
流水解凍はNG
流水解凍は、冷凍エビの身が縮んでしまうのでNGです。海で育ったエビは、塩分濃度の高い水に慣れているので、塩分濃度の低い水に触れると、水分を出してしまいます。その結果、エビの身が縮んでしまうのです。
流水解凍は、時間がかからないというメリットがありますが、エビの食感や味を損なうので、避けましょう
レンジで「解凍」も実はNG
レンジで「解凍」するのも、冷凍エビの水分を逃がしてしまうのでNGです。電子レンジは、急激に温度が上がるので、冷凍エビから水分が出やすくなります。その結果、エビの身が乾燥してしまうのです。
レンジで「解凍」するのは、便利な機能なのですが、エビの食感や味を損なうので、避けましょう
汚れが気になるときは片栗粉を使おう
冷凍エビを解凍したあとに、万が一汚れが気になるという人は、片栗粉を使って汚れ落としを試してみましょう。
片栗粉と塩を解凍したエビに少し入れて、優しくかき混ぜることで汚れはとれます。しばらくかき混ぜていると濁った水が出てくるので、これを捨てればOKです。濁った水を捨てたあとは、流水で2～3度すすいでおきましょう
冷凍エビを料理に活かすコツ！
プリプリの食感と甘みを引き出す方法
冷凍エビを料理に活かすコツをご紹介します
冷凍エビは、解凍の仕方によってはプリプリの食感と甘みを引き出すことができます。以下の方法を試してみましょう。
エビの尾を切らない
エビの尾は、エビの旨味がたっぷりと詰まっています。
エビの尾を切ってしまうと、その旨味が流れ出してしまいます。そのため、エビの尾は切らずにそのまま料理に使いましょう。
エビの尾を切らないことで、エビの甘みが増しますよー
エビの背わたを取らない
エビの背わたは、エビの臓器や血液が詰まっています。エビの背わたを取ると、エビの風味が落ちてしまいます。そのため、エビの背わたは取らずにそのまま料理に使いましょう。エビの背わたを取らないことで、エビのコクが増します
エビの頭を使う
エビの頭には香りや色が豊富に含まれているので、エビの頭を捨ててしまうのはもったいないです。そのため、エビの頭も料理に使ってしまいましょう
エビの頭を使う方法は、以下のようにいくつかあります。
●エビの頭を油で炒めて、エビ油を作る。
エビ油は、炒め物やパスタなどに使えます。
●エビの頭を水で煮出して、エビ出汁を作る。
エビ出汁は、スープや煮物などに使えます。
●エビの頭を塩と酒で下味をつけて、揚げる。
エビの殻の天ぷらは、おつまみやおやつに使えます。
まとめ
冷凍エビは、美味しく解凍する方法と料理に活かすコツを知ることで、グレードアップすることができます
冷凍エビを塩水や氷水、重曹水などで解凍し、エビの尾や背わたを残し、エビの殻を利用することで、プリプリの食感と甘みを引き出すことができますよ
冷凍エビを上手に扱って、おいしい料理を作りましょー( *´艸｀)
