ジャムは果物の風味や甘さを楽しめるので好きな方も多いと思います
しかし、ジャムは一度封を切ってしまうと賞味期限が短いので、使い切れない時や沢山作った時は困ってしまいますよね
そんな時は冷凍保存がオススメですが、瓶に入っているジャムをそのまま冷凍すると割れてしまうと思っている方も多いと思います
実は、瓶ごと冷凍できる方法があるのです。
今回は、ジャムの冷凍方法や日持ちについて、詳しくご紹介します。
瓶ごとジャムを冷凍する方法とは?
ジャムを冷凍すると、瓶が割れるというイメージがありますが、実は瓶ごと冷凍できる方法があります。その方法は、ジャムの量を8割までにすることです。
満タンに入れてしまうと、ジャムが冷凍によって膨張して、瓶に圧力がかかります。その結果、瓶が割れてしまうのです。
しかし、8割に抑えることで、膨張しても瓶に余裕ができるので、割れずに済むことができます
瓶ごと冷凍するメリットは、ジャムを移し替える手間が省けることや、瓶がジャムの風味を保つことです。瓶ごと冷凍する時は、瓶の口にラップをかけてから蓋をすると、より密閉できますよ
ジャムが冷凍しても固まらないのはなぜ?
ジャムを冷凍しても固まらないことがありますが、その理由はジャムの糖度が高いからです。糖度が高いものは、氷結点が低くなります。つまり、砂糖が多いほど、凍る温度が低くなるのです。
ジャムは果物と砂糖で作られているので、糖度が高くなります。そのため、冷凍庫の温度では凍りにくくなるのです。固まらなくても、冷凍庫に入れた方が日持ちが良くなります。冷凍庫の温度はマイナス18度以下が理想です。
冷凍したジャムは、解凍せずにそのまま使うことができますよー
解凍すると水分が分離してしまうことがあるので、注意しましょう
手作りジャムの日持ちを長くするコツとは?
手作りジャムの日持ちは、
・未開封であれば常温保存で約半年
・開封後は冷蔵庫で約2週間
・冷凍すれば約1年
となっています。
手作りジャムの日持ちを長くするコツは、瓶を煮沸消毒しておくことと、瓶を逆さまにして密閉することです。
瓶を煮沸消毒することで、瓶の中の雑菌を除去できます。また、瓶を逆さまにすることで、瓶の中の空気を抜いて密閉できます。これらの方法を行うことで、ジャムの保存性が高まります。
ジャムを開封したら必ず冷蔵庫に入れ、ジャムをすくう時は、清潔で乾いたスプーンを使いましょう。ジャムに水分や雑菌が入ると、カビが生えたり変色したりする原因になってしまいます
まとめ
ジャムは瓶ごと冷凍できます
ジャムの量を8割までにしておけば、瓶が割れることなく冷凍保存できます。
ジャムは糖度が高いので、冷凍しても固まらないこともありますが、それでも冷凍庫に入れた方が日持ちが良くなります。手作りジャムの場合は、瓶を逆さまにして密閉状態にすることで、長期保存が可能になります。
ジャムを上手に保存して、美味しく楽しみましょう