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カレーは家庭でよく作る料理のひとつですが、常温や冷蔵で保存すると、食中毒の原因となるウェルシュ菌が増えやすくなってしまうそうです
そこで、カレーを長期保存するなら冷凍保存がベスト!
冷凍保存ならカレーの味や風味を保ちながら、ウェルシュ菌の繁殖を抑えることができます。
でも、冷凍したカレーはまずいっていう話もよく聞きますよね
実は冷凍保存にもコツがあるんです!正しい方法で冷凍保存しないと、カレーの品質や食感が劣化してしまうことがあります(´・ω・)
この記事では、カレーを冷凍保存するときのコツとポイントを3つに分けてご紹介します。カレーをおいしく・安全に食べるために、ぜひ参考にしてくださいね
冷凍カレーがまずい原因は
具材の水分と食感
実はカレーに入れる具材によっては、冷凍や解凍で食感が損なわれることがあるんです
・でんぷんを多く含むじゃがいも、さつまいもなどのいも類
・にんじん
・かぼちゃ
・そら豆
などの食材は、冷凍保存には向きません。
冷凍や解凍で水分が抜けてパサパサとなってしまい、作った直後のホクホクとしたおいしさがなくなってしまいます。
でもカレーには人参やじゃがいも入れたいですよね
もし保存するつもりで作るならば、冷凍保存の前にじゃがいもやにんじんをすりつぶして小さくしたり、大きくカットしたものを取り除いたりするなどの工夫が必要です。
あらかじめじゃがいもやにんじんを入れず、食べるときに別途調理して入れる裏ワザもあります。
冷凍保存用のカレーに向く食材は
・玉ねぎ
・トマト
・鶏肉
・豚肉
・きのこ類 などです。
これらの食材は、冷凍や解凍によって食感があまり変わらないので、カレーに入れても問題ないですよー(*^-^*)
カレーを冷凍保存する前に知っておきたいこと
カレーを冷凍保存する前に、まず知っておきたいことがあります。
それは、カレーに含まれるウェルシュ菌についてです。
ウェルシュ菌とは、人の腸内や土や水などに広く存在する細菌で、熱に強く酸素のない環境を好むという特徴があります。そのため、カレーやシチュー、スープなどの煮込み料理は、ウェルシュ菌の繁殖に適した条件となります。
ウェルシュ菌は、カレーを加熱調理した後、温度が下がる過程で急激に増えます。ウェルシュ菌による食中毒の潜伏期間は約6~18時間と言われており、腹痛や下痢、下腹部の張りなどの症状が出ます。
ウェルシュ菌の繁殖を防ぐためには、カレーを常温で保存しないことが大切です。常温で保存すると、ウェルシュ菌が増えやすくなります。冬場であっても、常温で保存するのは危険です。
カレーを保存するときは、冷蔵保存か冷凍保存を選びましょう。
冷蔵保存の場合は、調理した翌日のうちに食べ切るようにしましょう。冷凍保存の場合は、最長でも3週間程度を目安にしましょう。
冷凍保存することで、カレーの味や風味は劣化しにくくなりますが、長期間保存すると品質が低下する可能性があります。カレーをおいしく・安全に食べるためには、保存期間に注意しましょう
カレーを冷凍保存するときのポイント
カレーを冷凍保存するときのポイントは、3つあります。
・冷凍用保存袋か保存容器を使うこと
・カレーに入れる具材に注意すること
・粗熱を取ってすぐに冷凍保存することです。
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
冷凍用保存袋か保存容器を使う
まず、冷凍用保存袋か保存容器を使うことです。カレーを冷凍保存するときは、カレーが冷めやすくなるように、1食分ずつ小分けにするのがおすすめです。その際に便利なのが、冷凍用保存袋か保存容器に入れる方法です。
冷凍用保存袋を使う場合は、カレーを入れた袋の中の空気を抜いて、平らになるようにします。これは酸化を防ぐために行っています。
酸化は、カレーの品質や味の劣化の原因となります。また、平らにすることで、冷凍庫のスペースを有効に使えます。冷凍用保存袋に日付を書いておくと、保存期間が分かりやすくなります。
保存容器を使う場合は、カレーのニオイや色が容器に移らないように、容器の下にラップを敷いて、カレーを入れるのがおすすめ
ラップを閉じて、さらにラップをかけて密閉します。これも、酸化を防ぐためです。
保存容器は、底が浅くて中心部に熱が残りにくいものを選びます。ガラス製やホーロー製のものは、カレーのニオイや色が移りにくいのでおすすめですよ
実は我が家ではこの製氷皿でカレーを冷凍してます
1個が小さく冷凍されるので、おにぎりの具材にしたり、カレー味のコロッケやカレーうどんを作るときなんかに重宝します
シリコンなので取り出しやすいですし、1個が大きめなので便利です!
ただ、カレーの色はどうしても着いてしまうので、カレー専用です(笑)
カレーに入れる具材に注意する
カレーを冷凍する際に、ジャガイモやニンジンが入っていると食べるときにパサパサしたり、硬くなってしまって美味しくなくなります
にんじんやジャガイモが入ったカレーを冷凍するときには、
・ジャガイモやニンジンを細かくつぶす
・大きめのジャガイモやニンジンは取り除く
という方法を可能な限り行えば味の食感が損なわれるのを防ぐことができます
最初から冷凍保存するつもりでカレーを作るのであれば、ジャガイモを入れないキーマカレーやキノコのカレーなんかもおススメです
粗熱を取ってすぐに冷凍保存する
最後は、粗熱を取ってすぐに冷凍保存することです。カレーを作り終えたら、すぐに冷凍保存に移るようにしましょう。カレーが常温で冷めるのを待つと、ウェルシュ菌が増えてしまいます。
カレーを冷ます方法は、
・氷水入りの桶にカレーが入った鍋を入れて、かき混ぜながら冷ます方法
・金属製のバットやトレイにカレーをのせて冷ます方法
があります。
どちらの方法も、カレーを短時間で冷めやすくすることがポイントです。カレーが冷めたら、すぐに冷凍用保存袋か保存容器に入れて、冷凍庫に入れましょう
冷凍保存したカレーを解凍するときのポイント
冷凍保存したカレーを解凍するときのポイントは、
・自然解凍か流水解凍を選ぶこと
・解凍したカレーを加熱すること
の2点です。
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
自然解凍か流水解凍をする
カレーを解凍するときは自然解凍か流水解凍を選びましょう
電子レンジで解凍すると、カレーに含まれる水分が蒸発して、カレーが乾燥してしまいます。また、カレーの温度が均一にならず、中心部が冷たいままになることもあります。
冷凍保存したカレーをおいしく食べるためには、自然解凍か流水解凍がおすすめです。
自然解凍の場合は、カレーを食べる前日もしくは半日前に冷蔵庫に移して、ゆっくりと解凍します。
流水解凍の場合は、水道の水を使って、冷凍保存袋に入ったカレーを解凍します。自然解凍も流水解凍も、カレーの水分が抜けにくく、食感が保たれます。
解凍したカレーは加熱する
解凍したカレーは、必ず加熱してから食べましょう。
加熱することで、カレーの味や風味がよみがえります。また、カレーに残っているウェルシュ菌を死滅させることもできます。
加熱する方法は、
・鍋にカレーを移して火にかける方法
・耐熱容器にカレーを移して電子レンジで加熱する方法
があります。
どちらの方法も、カレーが熱くなるまで加熱しましょう。加熱したカレーは、すぐに食べるようにしましょう。再び冷めてしまうと、ウェルシュ菌が増える可能性があります。
まとめ
カレーは冷凍保存することで、おいしく・安全に長持ちさせることができます。
しかし、冷凍保存にもコツがあります。冷凍保存する前には、ウェルシュ菌に注意しましょう。
・冷凍保存するときは、1食分ずつ小分けにして、冷凍用保存袋か保存容器に入れる
・カレーに入れる具材によっては、冷凍や解凍で食感が損なわれる
・粗熱を取ってすぐに冷凍保存する
・解凍するときは、自然解凍か流水解凍を選ぶ
・解凍したカレーは、必ず加熱してから食べる
これらのポイントを守れば、カレーをおいしく・安全に食べることができます。カレーを作ったら、ぜひ冷凍保存のコツを試してみてくださいね
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