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熊しっぽ熊からだ熊からだ熊からだ熊からだ熊あたま

 

一般財団法人 生涯学習開発財団さんの認定コーチから小学校低学年の保護者向けの講習を受講しました。
 
面白かったのがワークショップ音符
 
親役と子ども役に分かれて、2人1組で
ティーチング(いつもの感じ)と
コーチング(子どもの自発性を引き出す技術)と
二通り実演してみたんですよ。
 
読みながら、ぜひ、想像してください。
でっきるだけ具体的に炎
 
 
●設定
子どもは小学3年生くらいのマコちゃん。
子「ただいま〜」母「お帰り〜」のあと。
 
■ティーチング
(解決法を教えるやり方)
母:今日テストだったでしょ。何点だった?
子:うん〜。60点もやもや
母:え?60点?みんなは?
子:まぁ、50点の子とか。80点の子とか
母:平均点は?100点の子もいたんでしょ?
子:うーん、平均は75点くらいかな。
  出木杉くんとかは100点だったみたいだよ
母:マコちゃん、昨日「鬼滅の刃」読んでたもんね
子:面白いんだよねぇ!みんな読んでるしね
母:ママさ「明日テストでしょ?勉強しないの?」
  って何回も言ったよね?勉強したの?
子:いや〜してないかな・・・
母:やらなかったらどうなったの?
子:いい点じゃなかったガーン
母:次のテストはいつ?
子:来週の月曜日
母:じゃ、今日から毎日5分だけやろうよ。
子:うん
母:テストの前の日は30分やらなきゃね
子:うん
母:ちゃんと聞いてるの?
子:うん
母:絶対やってね、わかったわねプンプン
 
 
■コーチング
(本人の考えを引き出すやり方)
母:今日テストだったでしょ。何点だった?
子:うん〜。60点もやもや
母:へぇ〜60点なんだ。みんなは?
子:まぁ、50点の子とか。80点の子とか
母:平均点は?100点の子もいた
子:うーん、平均は75点くらいかな。
  出木杉くんとかは100点だったみたいだよ
母:マコちゃん、昨日「鬼滅の刃」読んでたもんね
子:面白いんだよねぇ!みんな読んでるしね
母:うん、あれ面白いよね。
  それで60点になったのかな?
子:そうかな・・・
母:テストで60点って、どんな感じ
子:いい点じゃなかったガーン
母:マコちゃんは60点をいい点だと思ってないんだ?
子:うんまあ
母:何点ぐらい取りたかったの?
子:まぁ、80点くらいかな
母:そうなんだ。80点取りたいなって思うんだ
母:次のテストはいつ?
子:来週の月曜日
母:じゃ、次は80点取りたい?どうしたい?
子:うん、70点はとりたい
母:70点ね。そのためにどうしたらいいかな?
子:前の日に勉強する
母:そう。前の日にね。なるほどね。
  どのくらい勉強したら70点とれそう?
子:30分くらい一生懸命やってみる
母:そっか!応援するね。
  何か助けてほしいことがあったら言ってねウインク
 
 
ピンク色の文字がティーチングと違うところです。
たった、これだけの違いなんですよ。
往復の会話量としては、2.5往復増えているだけ。
 
これね、実際にやってみたらよーくわかりますが、
コーチングされていると、
ママはテストの点数や私を否定していない
私は本当はいい点を取りたい
だから次はいい点を取ろう
そのためには何分の勉強が必要かな
よし、次はがんばるぞーチューグッ
 
って、自然と前向きな気持ちになるんですよ!
自分の中から
「どうしようかな?どうしたらいいかな?」
って、思いがフツフツと浮かんでくるんです音符
 
 
ティーチングでは、
60点ではダメ
勉強しなかったあなたがダメ
ママの忠言を聞かなかったからダメ
誘惑に負けたからダメ
自分で決められないんだからダメ
これだけやらなきゃダメ
 
って、否定形のオンパレードなんですよゲロー
会話はすべて、テストで良い点数をとることに
フォーカスされていて、
まこちゃんには注目されていないんですね。
 
多分5分にも満たない会話ですけど、
否定のメッセージが溢れてる・・・ガーン
 
これでは、自己肯定感が育たないばかりか
ママの満足する点数をとらないとママに愛されない
って子どもは受け止めかねない。
子どもはみんなママが大好きで、
ママに認めてもらいたいから。
 
 
でも、親としては、
そんなオオゴトと思っていませんよね?
 
3年生の小テストなんて
事前に日程がわかってるんだから、
ちょっと準備したら満点とれたでしょう。
満点とれたら自信にもつながったでしょうに。
次はちゃんとやらせようか。
 
くらいの気持ちですよね。
 
でも、ティーチングの言い方では
子どもに本当の狙いは伝わっていないし、
おまけにこのままでは
子ども自身で解決策を自発的にみつけていきません。
 
言われたことをやっていればいいんだ
その方がラクチン。
ってなるのは、時間の問題です。
 
子どもは(に限らずですが)本来、
自分の中に答えや考えを持っています。
それをただ、言語化させてあげればいいだけ。
引き出すコミュニケーションの技術を知っていれば
親は必要以上にガミガミいわなくて済むし
子どもはどんどん自発的に伸びていきます。
というのがコーチングの基本的なスタンス。
 
「勝手に勉強する子どもになる家庭学習法」
です。
中級講座では、2時間のカリキュラムで
ほめ方・叱り方をみっちり学んでいただきますが
余談のところで
コーチングの技術についてもお伝えできればイエローハーツ
 
上手な褒め方がわからない、
叱り方のコツがつかめない、
とおっしゃる悩めるお母さんたちに
より具体的に実効性のあるお話ができるかと思います炎
 
 
 
 

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