美奈と教室に帰ると、白虎が私たちのとこに飛んできた。←え。

「お前何してたんだよ!泣きながら走って…」

「ゴメンねー!心配かけちゃった…」

「や、別にいいけどさ…」

その瞬間、白虎の頬が赤く染まったような気がするようなしないような…
自意識過剰かな?

あ、美奈を忘れてた!

「ねぇねぇ美…」
と言いかけてやめた。
美奈の顔が、いつもと違うから…
とてつもなく冷たい。美奈の顔に気を取られて、自分の手が震えていた事に気づかなかった。

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美奈side

どうしよう…私今、すごい顔してる。
白虎と桃香を見てると、顔が強張る。

…私、ずっと前から白虎が好きだったんだ。
桃香には負けたくなかったんだ。
だって、私がずっと想い続けてたのに
、届かない。手に入らない。

白虎は多分、桃香が好きなんだ。
知らない方が良かったのに、知ってしまった。

ドロドロドロ…汚い気持ちでいっぱいになって、顔がキツくなってしまう。

ああ、どうすんの。
桃香、震えてるじゃん。
真っ青だし…

私、自分が止められない。

もう…ヤダ…


つづく




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