「あ…あ…」

私は、赤石さんからもらったメモを見て、一人、怯えていた。

「ユウナっち?顔、真っ青だよ?何かあったか?」

「怖いの…」 「授業が終わったら、詳しく聞かせて。」 「うん…」

キーンコーンカーンコーン

「マジでどうしたの?ユウナっち?」


「私っ…赤石さんから、これをもらってっ…ウッ…」

うまく伝えようとするけど、涙声になって、話せなかった。

タケルは、赤石さんのメモをじっと見ている。

「…分かった…!こうしよう!!ぜってー成功させて、ぜってー守るから!」

そういうと、タケルは、強く、私を抱きしめた。恥ずかしかったけど、タケルの胸の中は、とても落ち着いて、思わず、大声でないてしまった。

「タケ…ル…ウアアアアン!!!!」

皆は、私たちを見ているけど、そんなの気にならなかった。

タケルは、無言で、ただただ、私を抱きしめていた。

「…でさ、作戦だけど…」 「う…うん…」 「ゴニョゴニョ…」

「こ…怖いけど、頑張るよ…!!」

「頑張れ!!」

キィ…

「へ~本当に一人できたんだぁ~あんたのことだから、タケル君に頼るかと思ったけど。」

「で?要件は?」 「ウチら、マジでキレてるんだよね~あんたさぁ、ここから飛び降りて?」

「…は?」 「もう、絶対に許せないの。何度いじめても、足りないの。でも、あんたが私たちの前から消えたら、やっとせいせいするの。」

「私…そんな事しない。」 「じゃあ、私が連れてくよ。ちょっと!!あんたたちも手伝いなさいよ!!」

「だ…だって…やり過ぎじゃ…」 「っるっさい!!今更ビビってるの!?」

「で、でも…」 「もういいわよ!!あたし一人で消してやる!!」

「や、やめて!!いやあああアああああア!!!!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
タケルsibe

俺は、こんな作戦を考えていた。

ユウナっちは、あいつらの所に行かせて、やばくなったら助ける、というものだった。

シンプルだけど、これがいいと思った。

俺は、あいつらとユウナっちの会話を全部聞いていた。

すると、ユウナっちが飛び降りろと言われてるのがわかった。

そろそろヤバイか…

そう思って行こうとしたら、ユウナっちの悲鳴が聞こえた。

(やべえ!!)

急いでドアを開けると、そこにユウナっちはいなかった。

「オイ!!ユウナっち!?返事しろよ!!オイ!!」

嘘だろ!?

俺は、ユウナっちを…守れなかったのか!?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

つづく