私は、屋上から落とされた。

頭が真っ白になって、何も考えられなくなった私の耳に、ずっと大好きだった人の声が届いた。

そうだ…!私、まだ死ねない!

とっさに、ベランダの枠を掴み、間一髪、私は助かった。

何とか声を出して、私がここにいることをアピールした。

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「っ~~~~!!」

俺は、ずっと後悔してた。

何でもっと早くこなかったんだろう。

俺のせいだ。俺が死なせたのも同じなんだ。

そうやって、自分を責め続けていると、今一番聞きたかった子の声が聞こえた。

俺は、急いで下を見た。

すると、二階のベランダの枠をユウナがつかんで、ぶら下がっていた。

「ユウナッ!!」

俺は、脇目も振らず走った。

全速力で、ただがむしゃらに走った。

そして、ベランダに着くと、懸命にユウナを引っ張った。

「ぜってー離すな!!」 「うん!!私、死にたくない!!」

「バカ!俺が死なせねーよ!!」 「タケル…」

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懸命に声を出していると、誰かが私を腕を引っ張った。

タケルだ。

腕がちぎれそう…!

でも、ここで落ちたらダメだ!!

「俺が死なせねーよ!!」

その一言が、すごく嬉しかった。

私も頑張らなきゃ!

「うーん!!よいしょっ!ってきゃっ!!」

私は、力を振り絞って、ベランダに無事着地…するつもりだったけど、勢い余って、

顔面からこけてしまった。

タケルは爆笑している。

「ユウナ!!頑張ったな!!」 「当たり前でしょ!!」

「ねぇ、あいつらは…?」 「理事長室だ。」

「多分、退学処分だろ。いや、その前に刑務所行きか!?」

「怖かった…」 「大丈夫だ。ぜってー守るって言ったろ?」 「っ~~~~、うわあああああああ!!!!!!」


「あのさ、ユウナってさ、俺の事…どう思ってんの?」

「え…?」


つづく