私の名前はミオ。5人の友達に囲まれて暮らしている、ごくフツーの女子校生。といっても、私は今が気に入ってる。 きゃぴきゃぴしているアユミ。 優しいエリカ。 おもしろいリンタロウ。
野球好きのコウ。そして、私の好きな、ジュン。この6人は、一人一人にファンクラブがある、人気者だ。(私は自分がフツーの人としか思っていない) だからこそ、もしもジュンと付き合うことになると、ジュンの熱狂的なファンが、黙ってはいないだろう…
ふと、そんなことを考えていると、アユミがきゃぴきゃぴとした声で話しかけてきた。
「ねぇミオ~今日6人で遊ぼうよ~」
いつも皆を遊びに誘うのは、たいていアユミだ。
「いいよーなにして遊ぶ?」
私が聞くと、アユミは行きたいところがたくさんあるようで、
「んーオシャレなカフェもいいしぃ、本屋さんも行きたいな~でもやっぱりカラオケかな~」
と、あれこれ言い出した。そのとき、いつのまにか、エリカたちが後ろにいて、
「いいんじゃない?カラオケで。」
コウも、リンタロウも、ジュンも賛成だった。アユミが調子のいい声で、
「じゃ、カラオケにけってーい!」
と言い、カラオケに行くことにした。 どんな被害にあうことも知らずにー。



つづく