スバルside
「う…嘘だろ…」

最初は、あいつを脅すために嘘をついているのだと思った。

だけど違った。

麻生さんがカツラとカラコンを外したのを俺は見た。

その姿は間違いなく、嬢院財閥の娘、
嬢院ユウナだった。

俺はこんな人を縛ろうとしていたのか!

震えが止まらない。

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スバル君がいたかぁ…

バラされたら面倒だな。

「肝酢、スバル君。これから僕が言う事をよく聞いた方がいいよ。

「ガタガタ…ひっ!なんでしょう…」

「まず明日、皆にあれは自分がやりましたといって。
そして次は、この事を一切話さない事。わかったね?」

「はっ、はいっ…」

まあこんなところだろう。

「それじゃあ、せいぜい明日を楽しみにしておくんだね♪」

「あ…あ…(泣)」

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スバルside

麻生さ…嬢院さんは、嬉しそうに笑うと、歩いて行った。

肝酢は、ばつが悪そうに車で帰って行った。

どうすればいい?

このままだと、嬢院さんも手に入らないし、何よりこれを知ったら皆は…!

どうすればいい?どうしたらいい?

俺は、頭をフル回転させて考えた。

タケルめ…嬢院さんの正体も知らずに解禁して…このまま続いていたら、
死刑になっていただろう。

…解禁?

…それだ!

まだ近くにいるはず…

ダッ!

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ああ楽しみだ♪

明日あいつらは、闇に落ちる…

ふふふ♪

怖いでしょ?私はもっと怖かった!

何もしてないのに罪を着せられて…

肝酢が憎かった。

憎んでも憎みきれないくらい…!

その無念が明日晴れる!

「ふふ…あーっはははは!」

バチィッ!

不意に首筋に電気ショックのような痛みを感じ、そのまま倒れた。

(油断…していた…!)

最後に見えたのは、スタンガンのような物を持ったスバル君の姿だったー。

つづく



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