女耳元で あなたが掠れた声で名前を呼ぶ 教えてやる、と 言ったとおりに 先から先まで その唇で、指先で、 輪郭をなぞられて 私の存在は確かになった そして次の瞬間蕩ける 声をあげて あなたと交じる きっとこのために わたしのからだは女にうまれた