先日、娘の通う小学校で授業参観がありました。
義母が珍しく「私も行く！」と言い出さなかったので、平和に過ぎたのです。
午後、時間休暇をとって参観をしたのは、私。
とても楽しく穏やかに娘の算数の授業を見てきました。
その日の夕食。
私が簡単に作った夕食を食べながら、娘とこんな話をしていました。
◯ちゃんちは今日ママが来てたね。
△くんのところは、パパもママも来ていてびっくりしたよ。
□ちゃんは、途中でママがお姉ちゃんの方に行っちゃったから、泣きそうだったね。
私と娘の何気ない会話でした。
娘には、（特に学校に関する事は）先生の字がとてもきれいなど肯定的な事のみ言うようにしています。
それなのに
ばくばくとすごい勢いでお肉を食べていた義母が
箸を休めてこう言ってきたのです。
「理子、◯ちゃんのおうちは、ママが来ていたんじゃなくて、ママしかいないよ❗」
味噌汁を飲んでいた私は危うく吹きそうになる。
急いで飲み込もうとする私。
容易に予測される義母の次の言葉を遮りたかったのです。
「ばぁばは、◯ちゃんちを昔からよく知っているのよ！◯ちゃんのママは、子供が４人もいるのに、離婚したのよ。離婚して、家に出戻ってきてるの。パパがいないのよ。だから、授業参観にパパは絶対に来ないのよ！」
自慢気に話した義母。
そんな事をたった７歳の孫娘に聞かせて、何とも思わないのか？
見ると、義母は少し顎を突き出し、
得意気な顔をしていた。
『すごい、よく知っているね！さすがばぁば。顔が広い！！』と褒めてもらえるとでも？
娘は、言葉が早いと言っても、まだ幼い１年生だ。
何かの拍子で学校で、
「◯ちゃんのママは離婚してるんだね。パパいないんだね」なんて言わないとは限らない。
まだ判断のつかない子供に、大人の事情を言うべきではない。
豆腐メンタル夫でさえ、その辺はわきまえている。
私は我慢できずにこう言った。
「お義母さん💢子供の前で言う事ではありません！！」
強い口調に驚く義母。
その後は、何もなかったかのように食事を続けたのだった。
どんな神経してるの？！
娘は一度聞いた事は忘れないので、絶対に義母の話した内容を覚えていると思います。今のところ、口には出していません。
義母の言葉の意味がまだ分からないのだと思います。離婚や出戻りという言葉の意味を娘が理解した時、それをその友達に言ってしまうような意地の悪い子にどうかなりませんように・・・。
そして、更に、私は思う。
「出戻り」と「行かず後家」では、
どっちが女として幸せですか？
どっちが親孝行ですか？？
いつか義母に聞いてみたい。