わいおです!

 

サッカーアジアカップ、決勝だけすっごい腰を据えてみました。おやつと飲み物用意して。

そしたら決勝だけ負けました。なんかごめんなさい!

 

実はサッカーはそんなに好きでもないのですよ。

 

野球は大好きだし、スポーツもマイナー競技まで含めて見てるとすぐ熱が入ってくる。

 

でもサッカーはなぜか気楽に愛せないんです。

この前健ちゃんとゴルフの練習帰り話してて「ああ、わいおは確かにサッカー下手そうやな!」と妙に納得されてふと思い出した話がある。

 

小学校4年生くらいの時ですかね、毎年恒例の学区内の町対抗球技大会があってその年はサッカーだった。

 

人数ギリギリで俺も出たくないけど「元気だから」という理由でレギュラーに。

でもなんか周りの子がうまくて準決勝くらいまで行ったのよ。

 

ほんで準決勝。大事な時間帯で大事なフリーキック得たのね。キッカーは僕より一つ下の男の子でめちゃめちゃ上手な子だった。

その子が蹴ったボールは綺麗な弧を描いて直接ゴールに吸い込まれた。

 

ゴール前でこぼれ玉を狙っていた僕も棒立ちで見とれた。ネットが揺れ奇跡の同点ゴール。

 

静寂の後に大歓声が起きゴール前に歓喜の輪ができて俺も一応加わって勝手に喜ぶ。

 

そしたらピピピー!ってヒステリックな笛が鳴って厳しい顔したおっさんが走ってくる。

 

「ノーゴール!ノーゴール!!」

 

歓喜の輪に緊張が走る。みんなが怪訝な顔でおっさんを見る。

「なんで?」

おっさんがでかい声で言う

 

「その子がオフサイド!!」

 

おっさんが指をさす。みんながその指の先を見る。そこに俺が立っている。

 

全員の顔から歓喜の色が消え怒りと悲しみに染まる。「おーい、何やってんねんまじで!」

こう言う時の関西弁って残酷だ。

 

でもその通り。マジで何やってんの俺。いや、ほんまに。何やったの?

 

なんか感動のゴールが取り消されて、怒られて、チームメイトに責められていることだけがわかった。

 

ただその理由だけがわからんかった。オフサイドってなんやねん。

俺はただ良かれと思って、キーパーが弾いたらこっち来そうやなって思ったとこにいただけなのに。

 

残り時間を消化している間も、皆から容赦無く溢れる「あのゴールが決まっていれば感」

何がいけなかったかわからないままそれでもピッチに立たされて、走ってボール追っかけて良いのかどうかもわからない俺。

元気だけの理由でレギュラーだった人がその元気まで失ってしまった。

 

今でも何かを成し遂げた時、その歓喜の輪にあの日のおっさんが入ってきて「君がオフサイド!」と言われるような、そんな恐怖に襲われる時がある。

 

サッカーを教える時、このボールを手を使わずにあの網の中に蹴った方が勝ち!シンプルで楽しいでしょ?なんて甘言で純粋無垢な子供達をたぶらかすのはどうかやめてほしい。

 

そこにはオフサイドという怖いルールがあり、時にそれは奇跡も、喜びも、仲間の愛すらも一瞬で取り去り、のちの人生に多大な影響を及ぼしかねない恐ろしいルールがあることを、ちゃんと教えてあげてほしい。

 

大げさかい?小学生時分のこう言う出来事はでかいぜ?

 

だから俺は言う。サッカーより野球の方が好き。なぜか。

 

野球にはオフサイドがないから。

 

 

おっと湿っぽくなっちまった。

さて!!

 

今日は夜22:00からのSHOWROOMで嬉しいお知らせがあります♪

 

嬉しいかどうかはわからんけど、このご時世「お知らせがあります」だけだとなんかやな予感しかしないじゃない。

 

なのでもう嬉しいお知らせって決めちゃう!!

 

22時にこちらでね!

 

https://www.showroom-live.com/minxzone