わいおです!


ドッジボールを禁止にするという声がちらほら上がってるらしいですね。


やりました?ドッジ。


正確にはドッジボールだそうですが、ちっちゃいころはドッチドッチゆーてた気がする。


小学校の時給食を速攻で食べてボール持って校庭に飛び出したもんです。


僕の必殺技はね、ボールを投げる時、前のヤツラに投げると見せかけて隅っこの方で狙われてないだろうと安心してる奴らにノールックのサイドスローでぶちかます!という通称「横目」。

1対1になると使えない技です。


あとやたらと避けるのがうまかったなー。


やたらとよけるのがうまいわいおという芸名でデビューしたいくらい。


子供の遊びを何でもかんでも危険だなんだと禁止するのは少し違う気がするし、それこそ将来危険から身を守る能力が育たないと僕は思います。


あの日ボールをよけまわって得たスキルは、時が経った今渋谷のスクランブル交差点を斜めにわたる時にいかんなく発揮されてますもの。


ただ、よくよく考えてみると、サッカーはゴールに向かって、野球はキャッチャーミットめがけて、バレーのスパイクも人がいないところを狙ってボールを放ちますよね。


実は人に向かって思いっきりボールを投げつけるスポーツというのはないものなんですね。


そう考えるとドッジをやってる光景を親御さんから見たらちょっと心配になるのはわからなくもないです。


少年野球とかやっててものすごいボール投げる子もいますから。


そんな子がピアノ教室に通ってるようなほっそりした女の子に容赦ない剛速球を投げる世界観っていうのは確かにシュールですね。


しかもドッジは「顔面セーフ」というルールがあります。これは顔狙っちゃダメよっていうことなんですけど、

思いっきり投げた球が浮き上がって顔面をとらえることだって多々あるんですよね。


そんな剛速球が顔面に命中して鼻血吹いて意識もうろうとしてる時に

「はい!顔面せえ~ふ!」

って言われてコートに戻されても、いやこっちはアウトだからって言いたくもなりますよそりゃ。


じゃあわいおはドッジ禁止派なのかというと全然そんなことはありません。


鼻血が出たらティッシュ鼻に突っ込んでコートに戻ればいい。顔面に投げちゃったほうはちゃんと謝って次から気を付けたらいい。


そして苦手なら参加しなくてもいい、それでも参加せざるを得ないのなら隅っこに固まっておけばいい

そして俺みたいなやつの「横目」を食らえばいい。


それすらも避けるスキルを身につければいい!


いつか大人になった時、とっさに判断しなきゃいけない時がたくさん来るから。


その時の練習だと思ってたくさんよけなさい。休み時間が終わるまでよけ続けなさい。


とにかくよける○○君って呼ばれなさい。


そんな大切な人生の修業の場を子供たちから奪ったらあかんと俺は思う。