わいおです。
日記1日遅れたのはいつもの忙しいアピールじゃなくて、単純に1日勘違いしてただけです。
誰が忙しいアピールやねん!
東京に戻ってきたんですが、夜行バスでひと晩明かしたのでなんか日にち感覚が狂ってしまったわけですね。
こんかいの舞鶴でゆっくりしようの旅、最終日はオトンと二人で天橋立へ行ってきたのです。
天橋立は京都生まれなのに全く行ったことのなかった場所。
それにはわけがありまして、
僕の実家は長岡京市という京都の真ん中らへんなわけです。
んでおばあちゃんちのある北の舞鶴へ行くにはJR山陰線というのを利用します。
途中、綾部という駅で乗り換えがあるのですがこの乗り換えが幼心には非常にややこしかったのです。
綾部駅に着くとなんとそこで車両の切り離しが行われ、前から4両目までは別の場所へ行ってしまうのです。
だから5両目より後ろに乗り換えなくちゃいけないのです。
ま、初めから5両目に乗ってりゃなんの問題もないんですけど、もし間違えて4両目より前に乗ったままでいますと、舞鶴とは逆方向の遠い遠い駅まで連れて行かれてしまう。
そうなってしまったらもう誰も助けに行けない。どうか達者で。
携帯なんてない時代からそう言い聞かされてきました。
その遠い遠い駅というのが「天橋立」。
だから幼き日のわいお少年にとって「天橋立」とは絶対行ってはいけない場所の象徴であり、その名前の響きを聞いただけで条件反射のように道を間違えてしまったという印象を受けてしまう恐ろしい場所に他ならなかったのでございます。
で、この度実際行ったらめっちゃ綺麗な場所やったわー。
さっすが日本三景。
まあさすがにこの年ですし今まで写真やら動画はさんざん見ましたのでこんな画像くらいは見たことあったんですけどね、この内部を歩き抜けるのは新感覚でした。
4キロ近くある松林をオトンと二人、歴史の話をしながらトコトコと。
なーんとなく歩きながら、ああ俺はこの時間を一生覚えているんだろうなあと思った。
んでリフトで展望台まで登ってやってみましたまた覗き。
反対向けに立って自分のまたの間から天橋立を覗くと天にはしごがかかったように見えるというあれ。
せっかくなんでその姿勢で写真を撮ってきましたよ。
展望台からまた覗きをするとこんなんなります。
画像ではこんなんなんですけど、実際にやってみるともっと天に昇るような気持ちを味わえます。
まあ実際は頭に血が昇ってるって話なんですけどね。
なんにせよこれで一つ、心の中の恐怖が一つ払拭されました。
「天橋立」
素晴らしい所じゃないか!