わいおでーす!
タイトルを今日の出演バンドにしてみて、改めてニヤニヤしています。
楽しかったなあ~~~。
自分はモノづくりの人間。
良いモノを創る人たちを見ると素直な感動と尊敬とあと嫉妬みたいなものが絶妙のブレンドで渦巻きます。
このミックスジュースの味がまた美味なのです。
今回はオープニングアクトとしてアコースティックスタイルで出演バンドのカバーをやったからなおさら二バンドの作品の良さを味わっております。
聞いて味わう。歌って味わう。そして楽器の弾ける人の特権として弾いて味わう。
そうすると、作った人の、歌っている人の細やかな息遣い気遣いまでもが鮮明に入ってくるもんなんですよねー。
良いやろ~。youも弾いちゃいなよ。
でもやっぱり不安なんですよね。人様の曲をステージで披露するというのは。
ただそんな不安は、タイトルコールと同時に起こる、それぞれのバンドさんのファンの方からの歓声で吹き飛びました。
ありがとう!!
今日はどったばたで1場面1場面をしっかり記憶してません。2回ステージやるし、初めてのハコで勝手がわからんし、深夜イベント後ろに入ってるってことで急がなきゃいかんかったし、レンタカーやったし。
そんなわけで写真の一つも撮ってません。期待した方、ざまあ 申し訳ありません。
帰り際、一人で寄った近所の中華料理屋で撮ったこんな写真で勘弁してください。
あ、もちろん車置いた後ですよ。
友達にこの状況を伝えたら、バンドマンのライブ後ってそんな寂しくて良いもんなん?って言われましたけど、そうです。今日何度も言ってるようにバタバタしてたのです。
「ば」って打ったら予測変換が「バタバタして」「バタバタで」「バタバタの」って並ぶくらいバタバタしていたのです。
一人瓶ビールを舐めながらふと思い出す。そういえば今日ライブ中不思議な体験をした。
前回も書いたように懐かしい曲で「トラベラー」という曲をやった。
キュアラビと並んで路上してた4・5年前によく演奏してた曲で、ちゃんと演奏するのもそれ以来ぶりくらいの話。
練習でイントロのフレーズを引いてる時、何か違和感があった。
詳しく説明するとフレーズはあってるんだけど、弾いてるポジションや指の運びが違う感じ。
何故か前どう弾いていたかが思い出せない。でも音は間違っていないからそのままで本番を迎えた。
でも、曲が始まって、yukariが強く歌い出し、ayuhaのドラムがガツーンとなって、お客さん達の感じがわあってなった瞬間、俺は練習では一度も弾けなかったはずの、昔のポジションの方でイントロを弾きだした。
指が勝手に「こっちこっち~」って導いてくれる感じ。練習でやってないし勝手に指は動いていくし、怖いんだけど、それと同時に安心感と懐かしい感が胸にあふれた。
ああそうか。あの日々はちゃんとオレの中に生きてるんだなあ。
良いこと言ってる風やけど騙されたらあかんで。
自分がどう弾いてたか思い出せへんヤツ、かなりしんどいで。