わいおです!


ボルトまさかのフライング失格でしたね・・・


ルールやししゃあないとしても、陸上の世界的に良いの?

そんなんで。


もう、ひたすら残念。


っつーかフライングって一発退場になるほどまずい行為なんですね。

前まで2回やったような・・・


ってことは、スプリンターのみなさんはスタートの瞬間からいきなり

退場と最高のスタートという両極端な結果のぎりぎりの境界線を狙って

まさに命がけの勝負をするわけだ。


冷静にそんな恐いスポーツ他にないような気がする。



前にも書いたかもしれんけど、僕、昔は足が速かった。


小学校2年くらいまでかけっこで敵はいなかった。


幼いなりに「ああ、才能があるというのはこういうことなのか。」

という「僕は他とは違う感」をものすごく感じていた。

そんなもん大人になってから感じたことがない。


言うまでもなく足が速いっていうのはほとんどのスポーツにおいて

イニシアティブを取るのに大きく生きるスキル。


俊足巧打の1番バッター?中盤のダイナモ?

シンプルにスプリンター?

未来は明るかった。


でも4年生くらい、「かけっこ」が「徒競走」になるころには

遅くも速くもないフツーのヤツになっていた。


あれ・・・おかしい、こんなはずは・・・


何回もクラスで最速の友達に挑むが結果は惨憺たるものだった。


20代後半になって友達とそんな話をしていた。

「あの期間はなんだったんだろうな」と。


すると友達が言った。


「お前4月生まれやろ?

4月生まれやとそのくらいの時期までなんでも1番になれんねん。

3月生まれのヤツと1年近く成長の差があるからなあ。

5歳や6歳で1年の差はでかいで。」


「やっぱりそうやんなー。」


僕は事も無げに答えた。答えるふりをした。


心の中ではまさに青天の霹靂だった。


多分瞳孔は開いていたに違いない。


そうか・・・そんな単純な理由だったのか・・・

ちっとも気付かんかった。


誰よりも速い運動会のヒーロー。

その理由は


「4月生まれ。」


全ては虚像。残念な勘違い。



そういえば、あのころ一番モテた。