別にアタクシが怒った話ではありません。((笑))
 
漫画『ドラえもん』より、引き続き記事を1つ書きたいと思います。覚えてる方もいるかもしれません。
 
 

いじめ問題などがエスカレートし始めた1980年代に警鐘を鳴らす意味でも、いくつかいじめをテーマにした物語があると言われてますが、このお話もその1つなのかもしれません。

 

『無視』といういじめ。

 

ドラえもんがいつもらしからぬ勢いでぶちギレたことでも有名な話の1つとなっています。

 
ちなみにこの話のあらすじはwikiにこう説明されています。(←何でもwikiにあるんだね)
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無視虫(むしむし)は、「無視虫」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』第5巻に収録)に登場する。

虫かごに虫型の道具が何匹も入っている。誰かを無視している人にこの虫をとりつかせておくと、虫の付いた者が無視している相手に話しかけた際、この虫が体を刺す。涙目でひっくり返るほどの痛みがあるらしい。 作中ではジャイアンが、のび太をいじめた所を母親に目撃されて叱られたのを告げ口されたと誤解し、スネ夫の提案で「のび太を無視しろ」と友人達を扇動してのび太を孤立させた。それを知って大激怒したドラえもんは無視虫をジャイアン達にとりつかせ、「のび太から嫌がらせを受けても、のび太を無視しなければならない」という手段を取った。

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「無視」といういじめは、いじめられた人間が死に追い込まれてしまいかねない残虐な手法です。ドラえもんはなぜぶちギレたのか?いつもなら「自分でやり返せ」とのび太くんに説教したり、渋々道具を出したりするのですが、今回は違います。それは『無視』と言ういじめがいかに残酷なのかを作品を通して伝えていたのかなぁ、と思ったりします。
 
 
いじめ問題は現代になっても一向に解決はしていません。むしろ陰湿化しています。しかし、『無視する/忌避する』ってのは、その中でもタチの悪いやり方です。もちろん小学生の道徳の教科書でもしたらダメなことの1つとして教えられるものです。なんなら幼稚園児にもしたらダメなこととして教えます。
 
 
JWの行う『排斥忌避』って一体なんなのだろう?と改めて考えてしまいますね。『裏切り者に対する制裁』『見せしめ』『内部統制』これ以外に理由なんてないのに、神さまの名前を使い、聖書の言葉を用い、愛という名のもとに、人が人を無視するということを命令するJW組織。
 
 
しかしそれを(信者に)容認させ、実践させてしまうカルト宗教のパワーの強さよ。( ´;゚;∀;゚;)その真髄と言っても過言ではないと思います。
 
 
JWの教育の何から何までが有害なわけではない。しかしその中に『人が本来持っている自然の情愛』をブッ壊す教育が含まれていることは非常に残念なことですし、許されるものではありません。この排斥忌避問題1つ考えても、やはり自分はもはやこの組織の中で頑張ることはない/できないのだろうな、、、と染々思います。
 
 
『何という卑怯で残酷で陰険ないじめ方だ!そんなことをする奴は人間のクズだ!』という感覚を忘れたくないですね。それは特別に努力して身につけるものではない感覚です。子犬や子猫を見て『可愛いな♪』と思う位自然な感覚です。神さまが与えて下さったこの感覚を捨てるような事はしたくありません。
 
 
今、現役の方で、この排斥制度について疑問に感じている方がおられるでしょうか。
どうか、そのモヤモヤした気持ちや違和感を無視しないで欲しいと思います。人道的にどうなんだ?、という視点、そして神さまやキリストがそんなことを望んでいるのか?、という視点で今一度考えていただきたいと思います。『納得できなくても従え』という言葉にそれでも従いますか?
 
 
※あ、無視は無視でも、例えばリアルでもネット上でも、悪質な嫌がらせやクレイマーに対して『無視無視!』というスルースキルは身に着けた方がいいものですけどね。あくまでも『いじめ』や『みせしめ』としての『無視/忌避』というものがいかに残酷なのかを論じているだけですよ。