今週の主題は…

『エホバと共に働く特権を大切にしてください』

というものです。


(※引用する部分は特に注記をしない限りものみの塔2014年10月15日号

第三研究記事からのものです。)


‘神と共に働く’


この言葉に惑わされて自分の時間・エネルギー・資産、そして

人生そのものまで奪われてしまった方も多くおられると思います。

WTは相も変わらず、この言葉を用いて成員をコキ使おうとしています。

今日の研究記事からもそれが読み取ることができます


…と同時に、今回の研究記事からは寄付の使い道について、それが

全うに使われていることをアピールしているような印象も受けました。

冒頭に載せられている、新しい世界本部の完成予想図などはわかりやすい

ですね。

あとはヨーロッパをはじめとした各国の支部事務所の閉鎖や統合に関して、

それは簡素化だの効率化だの、本来の宣教活動に時間や労力を充てる為だの

色々な理由をつけて正当化している部分は滑稽です。

各地での裁判費用や賠償金が膨れ上がって、土地資産を売らないとやって

いけないから閉鎖なのに、そのような事実はやはり隠されています。


「たくさん送金してくれた寄付はちゃ~んと建設の業に用いているん

だからね!けっ、決して裁判の賠償金なんかに充ててなんかないんだから!」

という声が聞こえてきそうです。


恐らく、今回の研究記事で上層部が1番言いたいことは次の部分ではないかと…

14節です。


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『エホバから変化の風が吹いて来たら,防壁を築くのではなく,帆を張るほうが良い』

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これは経験と1つとして語られているものです。

しかしこれは巧みな罠であることを忘れてはなりません!自身の記事でも何度も

言及してきましたが、こうした出版物、集会、大会での経験は100%ではないものの

かなり捏造されています!

組織が明言すると、責任問題になるので、それを逃れる為に、経験で語らせることに

より、ある人はこのようにしました→ふさわしいことです→こうしなさい、と、ある人の

単なる経験が、我々が従うべき基準としてスタンダード化していくのです。

何と恐ろしい事なのでしょう!私たちが従うべき基準は何ですか?はい、聖書です。


そしてその責任逃れの卑怯さは目を見張るものがあります。

まったく…この組織の責任者出てこい!あっ!劣種だった!なっとく~♪w


今回の研究記事でも、新しい仕事を割り当てられた人たちの経験としていくつか

載せられていました。9-15節に注目しましょう。少し抜き出してみます。


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「エホバに対するわたしの愛は,国や建物や特定の奉仕の特権に左右されません。

割り当てを受け入れたのは,そのことをエホバに示すためです」

「この割り当てがエホバから来ていることを考え,喜んで受け入れました」

「これは,個人的な好みを脇に置いて,エホバにいっそうお仕えするための良い機会だと

思いました。わたしたちは,『エホバから変化の風が吹いて来たら,防壁を築くのではなく,

帆を張るほうが良い』と考えました」

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「新しい割り当てを,やり甲斐のある楽しい仕事と考えています。どこで奉仕するとしても,

エホバに用いていただくのは,本当にうれしいことです。豊かな祝福を受けていると心から思います」

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明らかに、このように思うべきだ!との強要に他なりません。

今回の記事では、主に支部の統合に絡んだ経験、新しい分野での奉仕をした方の

経験がメインでしたが、これもやはり全ての分野において、

【組織が何を言おうがそれに従え!それは神の命令だ!】

というメッセージ以外の何物でもありません。自分の意志なんて関係ありません。

8節にもしっかりと書いてあります。


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8エホバの忠実な僕たちは,どんなときも神権的な指示に喜んで従います。(ヘブライ 13:7,17を読む)

新たな割り当てを受けた理由が十分には理解できないとしても,わたしたちは協力します。

その変更はエホバから出ており,良い結果につながることを知っているからです。

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こう分析していくと、実はWTの方法は単純なんですよね。毎回同じ。


でも騙されているんですよね…。


「特権」とか「神の是認」という言葉を巧みに操り、人の良心や、神を求める心を

悪用したこうしたやり方は本当に卑劣です、許せません。


今回の研究記事からも「特権」という言葉に惹かれ、組織のコマになり、気づいた

時には歳を重ね、蓄えもない、食べるものもない、仕事をしないといけない、

集会にいけなくなる、霊的な人扱いされなくなる、会衆の援助がなくなる、

人間として終わってしまう、というレールに乗せられていく人を見るのは気が重いです。






あの…最後に…

今回の研究記事ではもう一つイラッとしたことがあります。

この支部の閉鎖に伴い、どーのこーの、論じている部分。

ちょっぴり毒づく言い方になって申し訳ないんですが…



あのさー…


そりゃ、アンタらも大変かもしらんけどさぁ、

人の寄付金でぬくぬくと生活している奴らが

ゴタゴタ言うなよ!お前らの調整なんて、

ホンマ微々たるもんだぜ!?

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山の景色が好きな人ならお分かりでしょうが,スイスの兄弟たちにとって,アルプスの絶景に

囲まれた場所から離れるのは,後ろ髪を引かれる思いでした。

オーストリア支部から来た人たちは当初,以前のゆったりした生活を懐かしく感じました。

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は!?何バカなこと言ってるの?

世間はそんなに甘くはないんだよ!


集会の曜日や時間を変えられて、職場で調整を

余儀なくされてる、普通に全時間働いている

人間の方がよっぽど大変だと思いますが!?

アンタら、何、小さな小さな世界の中で調整だの

試練だの言ってるの!?バカじゃない!?

もっと会衆の成員たちに目を向けなさいよ!

そうだよ!アンタらが普段喋ろうとしない、アンタら

から見て霊的ではない人を見てみろよ!

そうした人たちがどんな思いでJWの活動を必死に

やっているか考えてみなよ!

そしたら、今回のこんなバカみたいな経験を載せれる

ハズはないんだよ!


と思うのは私だけでしょうか…。失礼しました。


今週の目立った点は以上です。