カレブさんの記事より引用します。(詳しくはカレブさん記事へ)


http://www.jwstudy.com/docs/newsreview_sandiego_judgment/


先日の裁判の敗訴に関し、事実上のエホバの証人の統治体

つまり最高TOPはこのように述べています。


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わたしゲリト・レッシュは以下の通りに宣言いたします。
・・・
8. わたしは ものみの塔の法人役員や監督、管理代表や成員ではないし、

かつて一度もなったことはない。わたしは ものみの塔の日々の運営に

指示を与えたこともない。わたしは ものみの塔に対する責任はない。

わたしはものみの塔の方針の決定や ものみの塔の各部門に対して

個人として何の権限も持っていない。

・・・10. (a) わたしは ものみの塔の法律部門や米国の奉仕部門に関わった

ことや監督したことはない。

ゲリト・レッシュ(直筆サイン)

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最低ですね。裁判にも出廷しない、自分には責任がない、指導の立場では

ない?権限がない?嘘や偽りのオンパレードですね。ここまで堕ちたか!

堕ちすぎだろ?こんな人間が最高責任者の企業で働きたいと思いますか?



では今週の記事の目立った点にいきましょう。上記の発言を

思いに留めながらこの記事を読むのも楽しいかもしれません。


「多くの患難」があっても、神に忠節に仕えなさい」


今日のテーマは…ニンジンですかね。(笑)

『永遠の命』という賞を得る為に…。

以前に999のアニメの動画をUPしましたが、私個人としては、

もう『永遠の命』なんて、夢でも希望でもないんですね。

そんな観点でこの記事を読むと、実にしらけてきます。


ま、一応記事のおさらいです。


永遠の命を得るという希望があります。

しかし患難があります。不完全さ故に、クリスチャン故に。

その元凶はすべて悪魔サタンです。

パウロもえらい目に遭いました。

直接攻撃があります。巧妙な攻撃もあります。

でも諦めるな、サタンは諦めさそうとしている。

今、準備をしていなさい。無防備で戦争に行かないでしょ?

若い人は学校で証言しなさい。

落胆に対処するために贖いについて思いめぐらしなさい。

王国という『賞』をいつも思いに留めなさい。


こんな感じですね。ま、典型的な塔研究といえばそうですね。


(塔2014/9/15 p.13 5節)

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5 その答えは,パウロの言葉を注意深く読むと分かります。パウロは,「多くの患難を忍耐しなければならない」と述べたのではありません。「多くの患難を経て神の王国に入らなければならない」と言ったのです。パウロは,忠実な歩みの祝福を強調することにより,弟子たちを強めました。この報いは単なる希望的観測ではありませんでした。イエスは,「終わりまで耐え忍んだ人が救われる者です」と言われたからです。―マタ 10:22

6耐え忍ぶなら,報いが得られます。油そそがれたクリスチャンにとってその報いは,天での不滅の命を得てイエスの共同支配者となることです。「ほかの羊」にとっては,『義の宿る』地上での永遠の命です。

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パウロはそこまで意識してこの言葉を発したんですかねぇ…。

単純に迫害受けるよ!覚悟しなよ!って言ったのかもしれない

のにねぇ…。

なんかこういうこまか~い表現を取り上げて、だから…だ!

って決めつけますよね。


それにしても…神の王国というニンジンがあるから頑張れる、

それが信仰の土台でいいんでしょうか?たしかに頑張る為の

動機付けの1つかもしれませんけどね。今のJWのみなさんを

観察している限り、我々の唯一の救い、やりがいは永遠の命!

そればっかりになってる気がします。


聖書を通して神を知り、キリストを知り、神の愛を知り、キリスト

の贖いの犠牲の意味を知ったのですから、それ以降の生き方を

常にみ言葉のもとに自分を置こう!それだけでいいんじゃないか

と、個人的には思います。それが神に仕える、とか、キリストの

思いを持って生活する、という意味ではないでしょうか。

神を知ったのですから、『今』が幸せになるんでしょ?普通。

でもJWの場合は夢や希望は事実上、永遠に先延ばしにされ、

この世での歩みは日々苦難、修行、鍛練…こんなんです。

そうじゃないでしょ!宗教は人を安らかにするものでしょ!


私の勝手な解釈でキリスト教の方には怒られるかもしれませんが、

神とキリストを知った時点で私たちは救われていると思います。

そして生涯の終わりまでその救いをしっかり握ってなさい、って

イメージなんですけどね。


終わり=1000年王国に結び付け過ぎだと思います。

それの弊害だと思います。それに加えてWTJWはストイックにも

本来は持つ必要のない色々な重荷(JW界では特権と呼ばれる)

持たせて、信者に手枷足枷をはめていると思います。

前に書いたかもしれませんが、こんな教え方では、仮に

統治鯛が、楽園の希望の教えを撤回したとしたら、信者は

ほとんど辞めてしまいますよ。変な土台の上に信仰を築くから。



『あなた、なんでJWしてるんですか?』

『楽園での永遠の命の為です!』



表立ってこのように答える人もいないと思いますが、これじゃあ、

めちゃめちゃ利己的ですよね。奉仕は自己中な活動ですよ。

イエスが示した利他的な愛はこれではないですよね、きっと。


(塔2014/9/15 p.14 13-14節)

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13 時々落胆したり不安になったり,自分には価値がないと感じたりする兄弟姉妹は少なくありません。例えば,ある熱心な開拓者の姉妹は,こう述べています。「自分が犯したミスをいつも思い出しては,どんどん落ち込んでゆきます。自分の間違いばかりを考え出すと,こんな自分を愛してくれる人はいないし,エホバだって愛してくれない,と思ってしまいます」。

14 この姉妹のようにエホバに熱心に仕えている人が,そのような気持ちになるのはなぜでしょうか。その原因は幾つか考えられます。自分自身や自分の境遇について消極的な見方をする傾向があるのかもしれません。(箴 15:
15)感情に影響を与える身体的な病気が原因で消極的な気持ちになる人もいるでしょう。原因がどうであれ,そうした消極的な感情に付け込もうとする者がいることを忘れてはなりません。わたしたちをひどく落胆させ,あきらめさせようとしているのはだれでしょうか。もちろん,サタンです。サタンは自分が死の宣告を受けているので,あなたにも希望を抱かせまいとしています。(啓 20:10)正面攻撃を用いようと巧妙な攻撃を用いようと,サタンの目的は一つです。わたしたちに不安を抱かせ,熱意を冷まさせ,あきらめさせることです。思い違いをしてはなりません。神の民は霊的な闘いを行なっているのです。

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出ました!WTお得意の落胆するかもしれません作戦!

まったく…落胆させてるのは一体誰だよ!?あきれますわ。(笑)


完全なる自己否定

頼れる方がいます。

この方に全く頼ろう!

この方なしでは私は生きていけないんだ。

この方の指示に絶対に従わないと!


以前にもこの図を描いたことがあります。カルトの典型。しかも

この方(エホバ神)を母なる組織(統治鯛)と一緒にして

しまいました。ですから組織の言いなりにするには、どうしても、

信者を落胆させ、完全に自己否定させなければならないのです。


それが今回の記事にもしっかりと入れられていましたね。

やっぱり、というか、残念というか。で、しっかりとそれらは

‘サタンのせい’にしちゃってますから。あきれますね。


14節→そのような気持ちになるのはなぜ?

落胆させようとしているのは誰?


バカなことを聞いてるんじゃありません!

あなたたちです!統治鯛のみなさん!

あなたたちが神の言葉を踏み越えて、余計な

手枷足枷をはめるからです!

特権という言葉を用い、常に人と人とを比較させ

自分には最善のものを捧げていないと

思わせるそのやり方に反吐が出ます!( ̄へ  ̄ 凸


このからくりに気づかなかった私も相当バカだけど、これに

気付けば、いかに組織の説明が茶番劇かが明白です。


平和な時代に生きていても、平和な国に住んでいたとしても、

エホバの証人という生き方には安らぎはありません。

日々鍛錬しなければなりません。絶えず試さなければいけません。

19節の言葉を借りるなら24時間自分を『鞭打つ』必要があるのです。

次のように自問させています。


(塔2014/9/15 p.16 17節)

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17 自己吟味のための一つの方法は,こう自問することです。「わたしはたゆまず祈っているだろうか。学校や職場で仲間から圧力を受けたとき,人間より神に従うだろうか。集会に定期的に出席しているだろうか。自分の信じていることを大胆に語っているだろうか。仲間の兄弟姉妹がわたしの欠点を許してくれているように,わたしも彼らの欠点を許すよう真剣に努力しているだろうか。地元の会衆で指導の任に当たっている兄弟たちや,世界的な会衆を指導している兄弟たちに柔順だろうか」。
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集会の出席?欠点を許す?柔順?

なぜいきなりこんなことを言いだす?一瞬そう思いますよね。

でもこれは巧妙な文章ですね。

11節からの副見出しで巧妙な攻撃について学びました。

それはシロアリのようなもので、気づいた時には致命的だ、と。

この副見出しの中では、落胆という問題だけを取り上げている

ように思えましたが、実はここの自問でそうした点を含める事に

より、集会を休むこと、許さないこと、組織批判、それらを

シロアリ扱いにしているのです。要は脅しをかけることに成功

しているわけですね。怖い怖い。






それでもやはり永遠の命はマイコン信者にとって魅力的

なんでしょうね。メビウスの輪のような無限ループな次の

ような説明で信仰が強められてしまうのですから。

最後に21節の部分を引用します。


(塔2014/9/15 p.16 21節)

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新しい世までこの巧妙な攻撃と闘わなければならない時もあるでしょう。しかし,忘れてはなりません。あきらめないなら,賞が与えられます。栄光の日が,つまり神の王国が平和を確立し,忠実な人すべてを完全さへと引き上げる時が,いよいよ近づいています。ですから,たとえ多くの患難を経験するとしても,その王国に入ることを固く決意してください。

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多くの人がこのからくりに気付くことを願いながら…。そして

こんな日々楽しみのない鍛練ばっかりの生活からの

解放を夢と希望にしながら…

今週の目立った点とさせていただきます。