このブログを見て下さってる方で、今、学生の

方はいらっしゃいますか?今日はそんな未来

ある若者たちへのメッセージを込めた、私の

思いを綴りたいと思います。


ご自分の進路についてもう決定されましたか?


結論から言うと、

【自分で決めよう!】ということです。


親を喜ばせることも大切なことです。組織が提案

する生き方も選択肢の1つでしょう。

しかし、自分の意に反して、自分の心を殺して

まで、言いなりになる必要はないと思います。


私が学生だった頃、


『卒業したら開拓』


それが常識だと教えられ、それが美徳とされ、

自分もそうなんだろうな…それしかないよな…

と思いました。
他の選択肢について提案してくれることもありません
でした。学校の先生たちはサタン的な動機で進路を

提案するものだと教えられたし、出版物の中でも

それが奨励されてました。

そして会衆内の先輩にあたる方達が、み~んな

組織の提案通りの道筋を歩んでいた熱心な会衆

でしたので、相談できる友達もいませんでした。

相談しても返ってくる答えは『卒業したら開拓』

それだけです。


「この世」での成功を追い求めるのか?

「新しい世」での成功を追い求めるのか?


そんな二者択一を常に迫られました。急に迫られた

わけではなく、小学生~中学生~高校生にいたる

12年間にわたって、じっくりじっくりと刷り込まれて

いきます。


「進学」も「就職」も選択できない高校3年生の

若者の気持ちを理解できますか?

進路面談でも「パートの仕事をしながら開拓奉仕

をしたいと思います。ですから、クラスは進学コース

を希望しますが、進学はしません」

そんな事を言いました。当然学校の先生は心配

してくれますよね。本心で言ってるのではないことも

察してくれてるのかもしれません。

しかし先程も書いた通り、学校の先生は‘この世的’

と思っていましたし、親が面談に来ても子どもの

意志を尊重します、とかありがたい言葉を言ってくれ

ましたから、私の‘言わされた’発言は、‘言った’発言

になってしまいました。進路が決まってしまいました。


もちろん、大学へ行くのはどうか、という話もしなかった

わけではありません。

未信者の家族親戚の為に、大学受けてもいいけど、

20歳になったら退学したらいい、とか、
今思うとめちゃくちゃな事をいわれました。

何だろうね…その言葉の真意は?理解不能です。


そこまで来ると、人生経験未熟な高校生としては
もう『考える』ことを止めてしまいましたね。


でもね、それが間違いだったんです。

『考える』ことを止めてしまったことが。


あの時に、今のように情報が発達しててアメブロ
みたいなものに出会っていればなぁ…とは、
考えちゃったりします、でも当時でも、なんなりと

自分でできることはあったはず、調べる事もできた

はずだったと思います。それは自分が怠りました。

考えることもできなかった!と言いたい気持ちも

ありますけど、考えなかった自分が悪かったんです。

自分に対してきちんと向き合ってなかったんです。

自分の将来について真剣に考えていなかったのです。

なんてバカだったんだろう…。

私が単純にバカだったんです。


なので、学生のみなさん、そして何か人生の転機を

迎えようとしておられるみなさん!


・自分にきちんと向き合ってください。

・将来について真剣に考えてください。

・様々な選択肢を持ってください。

・「JWだから」という条件を外してください。

・その選択肢について多角的に調べてください。

・メリット、デメリットを書き出して分析してください。

・学校の先生のいうことにも耳を傾けてください。


『卒業したら開拓』することが間違ってる、と

言いたいわけではありません。十分に‘自分で’

‘自分の意志で’決定したのであれば、それは

尊重されるべきです、それが生き甲斐になっている

方がおられるのも事実ですし、あからさまな犯罪

行為を行っているわけではありませんから。


しかし『開拓奉仕』を選択肢に含めるのであれば、

それをいわば運営している母体について、つまり

『ものみの塔聖書冊子協会』『エホバの証人』

について、今一度調べてみる事が必要だと思います。

開拓奉仕はWTの社員になるようなものですから。

もちろん公式サイトで母体について調べてください。

就職活動をするのに面接先のホームページを

調べていくのと同様です。

しかし、公式サイトだけ見るのは賢明ですか?

いえ、様々な多角的な評価も調べるのではないですか?

〇〇ランキングとか、株価がどうとか、企業の価値を

調べるはずです。倒産しかけている会社に就職しよう

とは思わないですよね。民事再生喰らった企業に

喜んでいく人も、よほどこだわりがない限りいない

でしょう?ブラック企業が自らのHPで、我々は

ブラックです、なんて言わないですよね?

そこに働いている人、辞めた人の生の意見にも耳を

傾けるはずです。もちろん全てが100%信用できる

情報ではないかもしれません。だから、たくさんたくさん

データを集めるんです。そして検討するんです。

ぜひ、このことをおすすめしたいと思います。


創〇学会が正しいかどうかを調べるのに、池〇会長の

書物や聖〇新聞だけ読んでいてもわかりませんよね?


共〇党の政策が正しいかどうかを調べるのに、〇旗

だけ読んでてもわかりませんよね?


JWが正しいかどうかを調べるのに、WTの出版物だけ

読んでもわからないんですよ!



考えるのを停止させてしまった私は、その蒔いたものを

十分刈り取ってると思います。いや、これからも刈り

続けるのでしょうね。若い皆さんにはこのような思いは

してほしくありません。

卒業して何十年も経ってから、こんなブログで後悔を

綴るようなことをしてほしくないんです。ブログしてる

時間なんてない程、リアルが充実して欲しいんです。


『卒業したら開拓すべきである。それが最善である。』

こんな言葉は聖書のどこにも書いていません。

人間が作り上げた1つの提案に過ぎません。

どうか惑わされませんように!

その上で良い決定すことができますように…。